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ノエル・ギャラガー、オアシスの最初の2枚のアルバムに匹敵するものを出そうと人生を費やしてきたと語る

2024/08/12 20:24掲載
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Oasis / Definitely Maybe
Oasis / Definitely Maybe
ノエル・ギャラガー(Noel Gallagher)は、オアシス(Oasis)の最初の2枚のアルバムを振り返り、「リリースしてから29年間、この2枚のアルバムに匹敵するものを出そうと努力してきた」と語る。またノエルにとってデビュー・アルバムは別格のようで、同作しかリリースしていなかったとしても満足だっただろうとも話しています。

ノエルは、『Definitely Maybe』の30周年記念リイシューがリリースされるにあたり、デビュー・アルバム『Definitely Maybe』と2ndアルバム『(What's the Story) Morning Glory?』についてサンデー・タイムズ・カルチャー誌で振り返っています。

「俺らは『Definitely Maybe』ツアー最終日の夜からそのまま『 (What’s the Story) Morning Glory?』のレコーディングに直行し、その後29年間(今も増え続けている)、この2枚のアルバムに匹敵するものを出そうと努力してきたんだ」

ノエルは、オアシスがデビュー・アルバムだけをリリースしていたとしても、同じように幸せだったと付け加えています。

「オアシスの決定的なアルバムだと思う。若さの精神、傲慢さがある。ティーンエイジャーのアンセムだ。生であり、嘘や誇張がない。もしあのアルバムだけしか作っていなかったとしても、今と同じくらい幸せだったと思う。

毎晩演奏していたし、どのライヴもすごかったから、曲が素晴らしいことは分かっていた。でも、当時はただの良いアルバム、それ以上でもそれ以下でもなかった。時を経て、今の形になったんだ」

ノエルは当時のメンバーはスタジオで何をしているのか見当もつかなかっただけに、デビュー・アルバムがどうやって作られたのかは「謎」だとも話しています。

「今にして思えば、自分たちが何をしているのかよくわかっていなかった。俺たちは“アルバムを作ろう”としていたけれど、誰もアルバムを作ったことがなかった。だから、ただ機材をセットして、俺ららしくやって、レコードをプレスしただけなんだ。あとは、よく言われるように、謎なんだよ」