モーターヘッド(Motörhead)のレミーの亡霊がメタル・フェスティバルに現れ、馬に乗りピザを食べていたという。亡霊は「死ぬのは俺の生き方じゃない、俺は死んでも生きていたい」と言ったという。
英デイリー・スター紙によると、
レミー・キルミスター(Lemmy Kilmister)の遺灰の一部が、会場に設けられた永代供養塔に納められているドイツのメタル・フェスティバル<ヴァッケン・オープン・エア(Wacken Open Air)>では、レミーのゴーストとコミュニケーションをはかる交霊会が行われたという。
同紙によると、ビクトリア朝時代の兵士の幽霊と結婚し、離婚したという歌手ブロカーデがヴァッケンに招かれ、レミーのゴーストとのコミュニケーションを試みました。
彼女はレミーのゴーストを呼び出し、そのゴーストは黒い馬に乗り、ピザの切れ端を持っていたという。ブロカードはこう話しています。
「馬に乗っている時は普通は持っていないので、なぜ彼がピザの切れ端を持っているのか不思議に思いました。
私はドローイングロッドを使って彼にコンタクトを取ろうとしましたが、彼はそのルールに従おうとしませんでした。まさにレミーでした。私のロッドがセッティング中にまったく動きを見せなかったのは初めてのことでした。
その時、私は自分の体が完全に飲み込まれ、どこか別の場所に連れて行かれたような気がした。私の目には涙があふれてきました。彼はまだ生きていると思いました。
彼は“死ぬのは俺の生き方じゃない、俺は死んでも生きていたい”と言っていました。
この言葉は、彼の思い出をとどめておきたいと願う多くの人たちの慰めになるでしょう。彼のエネルギーは明らかに死んでいません。だからこそ彼は今日もヴァッケンで私たちと一緒にいるのです」
彼女が作った祭壇には、レミーへのオマージュとして、スペードのエースとジャック・ダニエルのボトルが飾られ、ブロカーデはそれを使ってレミーと乾杯したという。