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ウェールズのロック・トリオ 60FT・ドールズのドラマー、カール・ビイヴァン死去

2024/08/09 20:45掲載
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60 Ft. Dolls
60 Ft. Dolls
1990年代に活躍したウェールズ出身のロック・トリオ、60FT・ドールズ(60 Ft. Dolls)のドラマーだったカール・ビイヴァン(Carl Bevan)が死去。カールの父親がSNSで発表。51歳でした。

60FT・ドールズは1990年代初頭から1998年にかけて活動。マニック・ストリート・プリーチャーズやステレオフォニックスなどといったバンドと共に、1990年代から2000年代にかけてのウェールズのカルチャー・ムーブメント「クール・カムリ(Cool Cymru)」(※Cymruはウェールズ語でウェールズを指す言葉)の音楽シーンの中心的存在であったバンドです。

バンドはイギリス、日本、ヨーロッパでツアーを行い、1997年のグラストンベリーなどの夏フェスへの出演や、1996年のフィンズベリー・パークでのセックス・ピストルズの再結成ライヴのオープニングを務めました。

カールはバンド解散後は有名な風景画家となり、展覧会は開始数分で完売するほどの人気でした。

訃報を受け、マニック・ストリート・プリーチャーズはSNSで「とても悲しい知らせだ。カールとは会ったことはないが、彼のドラミングが好きで、彼の並外れた絵が好きだった。彼の家族と友人に愛を込めて」と追悼しています。