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ボブ・ディランの初期の人生と時代を描いた映画『A Complete Unknown』 米国公開日がクリスマスに決定

2024/08/07 10:40掲載
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Timothée Chalamet and Elle Fanning recreated the album cover for The Freewheelin' Bob Dylan for the upcoming Bob Dylan biopic, A Complete Unknown. Photo credit: Jose Perez/Bauer-Griffin/GC Images
Timothée Chalamet and Elle Fanning recreated the album cover for The Freewheelin' Bob Dylan for the upcoming Bob Dylan biopic, A Complete Unknown. Photo credit: Jose Perez/Bauer-Griffin/GC Images
ボブ・ディラン(Bob Dylan)の初期の人生と時代を描いた映画『A Complete Unknown』。Varietyによると、米国の公開日がクリスマスの12月25日に決定しています。若き日のディランを演じるのはティモシー・シャラメ。

監督のジェームズ・マンゴールドは本作を「ボブ・ディランの伝記映画ではない」と述べ、1960年代のニューヨークのフォーク・シーンにおける「ある特定の瞬間」を描いた“群像劇”だと語っています。

この映画では、ディランが故郷のミネソタからニューヨークへ行き、そこでソングライティングの才能が注目され始め、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルのエレクトリックなパフォーマンスまでを描いているという。

マンゴールドとジェイ・コックスによる脚本解説にはこう書かれています。

「ミネソタ出身の謎めいた19歳の若者が、ギターと革命的な才能を携えてウェスト・ヴィレッジにやってきた。彼はアメリカの音楽の流れを変える運命にあった。名声を得ていく過程で最も親密な関係を築きながら、彼はフォーク・ムーブメントに落ち着かなくなり、定義されることを拒否して、世界中の文化に影響を与える物議を醸す選択をする」

米ローリング・ストーン誌のインタビューに以前応じたマンゴールドは「ボブ・ディランを“ああ、これで彼のことがわかった”と思わせるような単純な人物にはしたくなかった。彼を知った今、それは不可能だと思う。また、彼が人生の大半を、誰からもそのような行為をされないように過ごしてきたことも明らかだと思う」と述べていました。監督によると、ディランは脚本に注釈を加えたり、監督と何度もミーティングをしたりと、この映画をサポートしています。

この映画には、恋人シルヴィ・ルッソ役のエル・ファニング、シルヴィ・ルッソ役のエル・ファニング、ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロ、アラン・ローマックス役のニック・オファーマン、ジョニー・キャッシュ役のボイド・ホルブルック、ピート・シーガー役のエドワード・ノートンなどが出演しています。

以下は以前に公開された映像

ティーザー予告編映像の第1弾