フィンランドのコメディ映画史上最大規模の巨費を投入したメタル・コメディ・ムービー『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(原題:Heavy Trip)』。Varietyによると、その続編『Heavier Trip』が完成。北米で11月に劇場公開予定です。
『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』は「12年間活動しながらも一度もライヴ経験なし、オリジナル曲なしのフィンランドの田舎でくすぶる単なるコピーバンドだったインペイルド・レクタム(Impaled Rektum 意味:直腸陥没)の頑張る雄姿が眩しい、ベタベタな展開 、メタル満載 、 小ネタ大量、 盗難事件あり、バイキング船の堂々たる巡航あり、果てはフィンランドとノルウェーの武力紛争にロマンスもあり!で描く、まさに破天荒な鋼鉄のロードムービー」という作品(Blu-ray/DVDリリース時のインフォメーションより)。
Varietyによると、新たにMusic Box FilmsのDoppelganger Releasingが続編『Heavier Trip』の北米配給権を獲得。世界販売権はCharadesが担当します。ワールドプレミアが間もなく発表され、米国では11月に劇場公開が予定されています。
続編『Heavier Trip』の監督は前作と同じくユーソ・ラーティオとユッカ・ヴィドゥグレン。メタルバンドのインペイルド・レクタムの物語を続けるために、俳優のJohannes Holopainen (Turo役)、Samuli Jaskio (Lotvonen役)、Max Ovaska (Xytrax役)、Chike Ohanwe (Oula役) ら、キャストとスタッフが再集結しています。
続編『Heavier Trip』のあらすじは、以下のとおり
「世界で最も凶暴なデスメタルバンド、インペイルド・レクタムがノルウェーの刑務所に収監されているとき、ギタリストの家族が深刻な金銭トラブルに直面していることを知る。彼らを助けるため、バンドは脱獄し、世界最大かつ最も象徴的なメタル・フェスティバル“Wacken”に出演するため、北欧を巡る旅に出る。不誠実なレコードレーベルのレジェンドに騙され、殺人鬼の看守に追われる彼らには数々の冒険が待っているが、彼らの究極の挑戦は、混乱の中でバンドを団結させることだった」
以下は前作『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』の日本版予告編映像