ミュージシャンの間では、ストリーミング・サービスで得られる収入が期待されるほどのものではないということが、しばしば話題になっています。米メタル・バンドのドラマーは先日、ストリーミング使用料の支払い内訳をSNSに投稿し、実際にどれだけ少ないかが明らかになっています。
米ミシガン州を拠点とするメタル・バンド、
タップルート(Taproot)のドラマーであるジャロッド・モンタギューは、SNSに2023年第四四半期のストリーミング使用料の支払い内訳をSNSに投稿し、ファンにこう伝えています。
「2023年10月から12月までに再生されタップルートの楽曲に対して、様々なストリーミングサービスから俺に支払われたロイヤリティだ。Snapchatで0.01ドル稼いだよ!子供たちはとても誇りに思うだろう。聴いてくれてありがとう!」
このリストによると、公開された27の収入源のうち17は1ドル未満で、高水準のAppleのサブスクリプションでも58.30ドル(約8600円)でした。
Spotifyは今回のリストには含まれていません。現在、彼らのSpotifyチャンネルの月間リスナー数は26万3,000人を超えています。
タップルートは、Nu Metal全盛期の2000年にデビュー・アルバム『Gift』をリリースし、話題を集めて音楽シーンに登場。2ndアルバム『Welcome』ではチャート最高位17位を獲得しました。