Joe Perry - Photo:Ross Halfin
エアロスミス(Aerosmith)の
ジョー・ペリー(Joe Perry)によると、エアロスミスの新曲が日の目を見る「可能性は間違いなくある」という。米はRock Candy誌の新しいインタビューの中で、エアロスミスの新曲について、
ハリウッド・ヴァンパイアーズ(Hollywood Vampires)の新アルバムのために曲を書いていること、そして音楽を演奏するあらゆる機会を大切にすることを学んだことを語っています。
「今は(ハリウッド)ヴァンパイアーズの新作のために曲を書いている。エアロスミスに関しては、わからない。いずれわかるよ。可能性は間違いなくあるけど、今はツアーのセットリストと演奏できる曲を検討しているところなんだ。
長い間やっていない曲の中には演奏したいものがたくさんある。検討している曲はたくさんあるけれど、みんながどうしてもやりたいと言う曲もある。
新曲に関しては、スティーヴン(タイラー)がポケットの中に何曲か持っているのは知っているけど、今一番大事なのは、ツアーに戻って演奏することだと思う。初期の曲を新たにミックスしたり、面白いアウトテイクを見つけたりしているから、そういうものを見るのも楽しいだろうね」
エアロスミスは2023年、
スティーヴン・タイラー(Steven Tyler)が声帯を損傷したため、予定していたフェアウェル・ツアー<Peace Out...Farewell Tour>をわずか3公演行っただけで、残りの全公演を延期しました。そして今年2024年、バンドは新たなツアー日程を発表し、北米公演を9月20日から開始することを発表しています。
ペリーは、タイラーの声帯損傷や新型コロナウイルスのパンデミックの経験、そして彼自身の年齢(73歳)もあり、音楽を演奏するあらゆる機会を大切にすることを学んだという。同じインタビューの中で、こう話しています。
「人生で学んだことがひとつあるとすれば、それは物事は変わるということ。
去年の9月、スティーヴンの声帯に問題があって、活動を休止せざるを得なかった。だから、あるがままを受け入れて過ごすんだ。多くのことは、自分の信じる神の力次第なんだ。また活動できることを楽しみにしている。また休止したら.....そのときになってみないとわからないな。いくつかの場所では演奏するのが最後になりそうな気がする。残された月日は限られているからね。この歳になると、カレンダーはどんどん短くなっていく。でも、それが自分の体の一部になっているのなら、他にやりたいことはない。
まあ、数ヶ月の休暇は楽しかったけど、大変なこともあった。コロナは最悪だった。いつ終わるのかわからないというのは、誰にとっても不思議なことだった。スティーヴンの問題は、異常なことは起こりうるということを教えてくれた。誰にもわからない。だから毎晩、最後のライヴだと思ってプレイしているんだ」