チケット販売サイト「イープラス」を運営する株式会社イープラスが、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が株式の51%を保有するSMEの連結子会社になったことが発表されています。
以下、プレスリリースより
■ソニー・ミュージックエンタテインメントによる連結子会社化について
株式会社イープラス(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントと株式会社クレディセゾンとの合弁会社、以下:イープラス)の資本構成見直しに伴う、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントによる連結子会社化について
イープラスは1999年7月30日に、情報ネットワーク社会に対応したエンタテインメントチケットビジネスを行う「株式会社エンタテインメントプラス(英名:Entertainment Plus Inc.)」(2015年現社名に商号変更)として、株式会社クレディセゾン(本社:東京都豊島区、代表取締役(兼)社長執行役員 COO:水野 克己、 以下:クレディセゾン)、ソニーグループを中心に出資を行ない設立いたしました。現在は、業界最大級のチケット販売サイト「イープラス」を運営し、2,200万人を超える会員の方にご利用いただいています。
2000年のサービス開始以来、チケットの抽選販売「プレオーダー」、電子チケット「スマチケ」、セルフ型チケット販売「e+WEBオープンシステム」、動画配信サービス「Streaming+」など、常に業界に先駆けて新しいサービスを提供し続けてきました。近年は、アーティストのエージェント事業やコンサート・イベント企画制作事業にも力を入れています。
今回、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:村松俊亮、以下、SME)とクレディセゾンは、チケット事業の環境変化に伴い競争が激化する中、イープラスを、チケット販売にとどまらない総合ライブエンタテイメント企業としての業態変革に挑戦するため両社で協議を重ねた結果、クレディセゾンが保有するイープラス株式の一部をSMEに譲渡し、これによりイープラスはSMEが株式の51%を保有するSMEの連結子会社となりました。
本資本構成の見直しに伴い、イープラスは、SMEが持つコンテンツ・ソリューション・テクノロジー等の資産を活用し、アーティストなどのIPの収益を最大化する取組を強化すると同時に、独自のライブやイベントを国内外の企業と協業・共催し、アジア圏を含めたライブエンタテインメント市場の拡大を図ってまいります。
これにより、SMEはエンタテインメントビジネスの発展に向けてイープラスとの連携を促進し、ライブ・イベント業界全体の成長に寄与してまいります。
また、クレディセゾンは、中期経営ビジョンに掲げる「金融をコアとしたグローバルな総合生活サービスグループへの転換」に向けて、エンタテインメント領域においても多様な資本関係を構築しセゾンカード会員様へのサービス拡充を通じて中期経営ビジョンの実現を推進いたします。