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ジャコ・パストリアスが初めてスタジオでレコーディングした作品、アル・ディ・メオラがデビューアルバムでのジャコとのレコーディングを回想

2024/07/30 12:57掲載
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Al Di Meola / Land of the Midnight Sun
Al Di Meola / Land of the Midnight Sun
ジャコ・パストリアス(Jaco Pastorius)が初めてスタジオでレコーディングしたのは、アル・ディ・メオラ(Al Di Meola)のデビューアルバム『Land of the Midnight Sun』(1976年リリース)だったという。アル・ディ・メオラは『Moods and Modes Podcast』の新しいインタビューの中で、このレコーディングについて振り返っています。

ジャコが参加しているのは「Suite Golden Dawn」という組曲で、レコーディングは1975年夏にニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオで行われました。

「彼の父親も一緒にスタジオに来ていたんだ。彼の父親は“ジャコがスタジオでレコーディングするのはこれが初めてだ "と言っていた。彼は僕のレコーディングの後、ボストンに向かう予定だった。実際、彼は“明日、パットと一緒にレコーディングする”と言っていた」

ジャコはすでにパット・メセニー、ブルース・ディトマス、ポール・ブレイからなる4人の名義で1974年にライヴ録音されたアルバム『Jaco』を録音していましたが、スタジオでレコーディングしたのはこれが初めてだっという。

アル・ディ・メオラが言及しているパットとはパット・メセニーのことで、ジャコが言っているレコーディングとは、おそらくパット・メセニーのデビュー・アルバム『Bright Size Life』のことで、このアルバムは『Land of the Midnight Sun』と同様に1975年にレコーディングされ、1976年にリリースされました。

アル・ディ・メオラはジャコと一緒に仕事をしたことを、こう振り返っています。

「ジャコは素晴らしかった。彼はラインではなく、あのグルーヴを覚えたんだ。

チック(コリア)やスティーヴ・ガッド、アンソニー・ジャクソンのような偉大なプレーヤーがそうであるように、彼らがすでに書かれた音楽にもたらすものは、それが大したものでなくても、大したものであっても、それをより良いものにするんだよ。彼がもたらしたものは信じられないほどだった」