Paul McCartney and Brian Ray
ポール・マッカートニー(Paul McCartney/82歳)はなぜ、ツアーを引退しないのか? 2002年から20年以上にわたってポールのツアーに同行してきたギタリストの
ブライアン・レイ(Brian Ray)はニューヨークのラジオ局WAXQの新しいインタビューの中で、その理由を語っています。
「彼はそれ(ライヴ・パフォーマンス)に情熱を注いでいる。歌うのが大好きだし、人を楽しませるのが大好きなんだ。彼はその遺伝子を持っている。彼はそれをするために生まれてきた。僕は心の中で思う。“なぜ、なぜやるんだ?”とね。誰にとっても骨の折れる仕事だけど、彼はそれが好きなんだ。ポールであろうと誰であろうと、大変なことには変わりない。起きて、飛行機に乗って、バスに乗って。骨の折れる仕事なんだ。本当にそれを望んでいなければできないよ。
確かに彼には(引退は)必要ない。そうじゃないんだ。彼は、ジョン・リー・フッカーやB.B.キング、チャック・ベリーのような、それ(ライヴ・パフォーマンス)を続けている人たちを見てきたんだと思う。僕の記憶が間違っていなければ、チャックは90歳代前半までライヴをやっていたと思う。ポールはそれを見て、こう考えたんだと思うよ。“なぜやめるんだ?なぜ、いまやめるんだ? 大好きなんだ。楽しいんだ。みんな喜んでくれている”とね」