“ブリティッシュ・ブルースのゴッドファーザー”
ジョン・メイオール(John Mayall)の訃報を受け、
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)が追悼コメントを発表しています。
「英国の偉大なブルースの先駆者、ジョン・メイオールが90歳で亡くなりました。僕から、少しお話させてほしい。
1960年代、僕たちは深夜のミュージック・クラブで出会い、彼が膨大で素晴らしいレコード・コレクションを持っていた彼の家によく行きました。そんな時、彼は良き助言者となり、当時活躍していた多くのブルース・ギタリストについて僕に教えてくれました。
僕はアームチェアに座ってくつろぐと、彼はB.B.キング、バディ・ガイ、アルバート・キングなどの多くの偉大なプレイヤーの曲を聴かせてくれました。そして、後に彼のバンド、ブルースブレイカーズで活躍するエリック・クラプトンの曲も聴かせてくれました。彼が弾けば弾くほど、これらの偉大なギタリストたちのつながりが見えてきました。とても面白かっただけでなく、これらの素晴らしいギタリストたちの共通点に気づいたことは、とても勉強になりました。
ジョンはイングランド北部の出身で、実直で素敵な人だったので、僕たちはすぐに打ち解けることができたし、彼の音楽とブルースへの愛、そして彼が知っていることを他の人にも伝えようとする姿勢に、僕はいつも感謝しています。
ありがとう、ジョン、愛してるよ!」