Van Halen - Dave Allocca, Getty Images
元
ヴァン・ヘイレン(Van Halen)の
マイケル・アンソニー(Michael Anthony)はUltimate Guitarの最近のインタビューの中、
ゲイリー・シェローン(Gary Cherone)時代を回想。ゲイリー時代には良い面もあったと認めつつも、「音楽的なことに関しては、個人的にはゲイリーはヴァン・ヘイレンにはあまり合わないと思っていた」と述べ、ベスト・フィットではなかったと振り返っています。ゲイリー時代の未発表曲についても語っています。
Q:今振り返ってみて、ゲイリー・シェローン時代についてどう思いますか? また、当時のヴァン・ヘイレンの状態についてもどう思いますか?
「ちょっと変わってて興味深い時期だった。バンドは個人的に本当にいろいろなことを経験していたからね。アレックスは個人的なことを経験していた。当時のマネージャーのレイ・ダニエルズは、当時ゲイリーもマネージメントもしていたんだ。それで、彼がゲイリーをバンドに推薦したんだよ。
音楽的なことに関しては、個人的にはゲイリーはヴァン・ヘイレンにはあまり合わないと思っていた。エクストリームでの彼のことは本当に大好きなんだけど、本当に合うとは思えなかったんだ。俺たちはうまくやったし、彼と一緒にツアーに出られたのは良かったと思っている。彼はヴァン・ヘイレンの曲なら何でもやることに前向きだったからね。
実際、彼はロス時代の曲やヘイガー時代の曲をやろうと提案してきた。彼は全部やりたがっていたし、それは本当に良かった。そのツアーでは結局、サミーが在籍していた頃には何年も演奏していなかったような古いヴァン・ヘイレンの曲をたくさん演奏することになったんだよ」
Q:ゲイリーとのセカンド・アルバムのための素材はどれくらい完成しましたか? いつかリリースしたいと思いますか?
「いくつかあったよ。ゲイリーが歌詞を書き、メロディを作った曲がいくつかあった。ヴォーカルがまだ入っていない曲もあった。完成した曲がいくつかあって、今思い出せないんだけど、それがすごくいい感じだったんだ。アルバム『Van Halen III』に収録されていたものよりも、もう少し“ヴァン・ヘイレンのロック寄り”のサウンドだった。
でも、他の曲に関しては、お蔵入りになっていて、それはウルフギャング次第なんだけど、そのどれもが日の目を見ることはないと思う。すべて進行中のものであり、完成することはなかったからね。でも、シェローンの曲がいくつかあるのは確かだ。自分の荷物を整理して、そのテープがないか探してみようかと思う。俺の記憶が正しければ、すごくいい音だったんだ」