John Mayall & The Bluesbreakers with Eric Clapton / Bluesbreakers
“ブリティッシュ・ブルースのゴッドファーザー”
ジョン・メイオール(John Mayall)の訃報を受け、
ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ(John Mayall&the Bluesbreakers)のメンバーだった
エリック・クラプトン(Eric Clapton)が追悼コメントを発表しています。
「友人のジョンのことですが、昨夜か昨日のどこかで亡くなったことを知った。忘却の彼方から、そして神のみぞ知る世界から私を救ってくれたことに、心から感謝したい。私がまだ若かった頃、18歳か19歳の頃、音楽をやめようと思っていた時、彼は私を見つけて家に連れて行き、彼のバンドに入らないかと誘ってくれた。私は彼のもとに留まり、テクニックや自分が好きな音楽を演奏したいという気持ちの面で、今日の私が本当に考えなければならないことをすべて学んだ。彼の家で、彼のレコード・コレクションで、彼が専門家だったシカゴ・ブルースの研究をした。そして私とヒューイ(フリント)とジョンの3人で、彼のバンドで数年間演奏した。素晴らしい経験だった。彼は、格好つけたり、誰かに気に入られようと気に入られまいと、ただ自分が演奏したい音楽を演奏するだけでいいんだと教えてくれた。それが重要であろうとなかろうと、彼らがそれを好むと好まざるとにかかわらず、自分自身に耳を傾け、自分のモチベーションに合わせて演奏すればいいんだと。
彼は私の良き師であり、父親代わりでもあった。彼は、私が知っていることをすべて教えてくれたし、恐れず、制限なく自分を表現する勇気と熱意を与えてくれた。私が彼に与えたお返しは、彼がすでに家庭を持っているときに、酒を飲んで女遊びをすることがどれだけ楽しかったかということだけだった。その償いをしたい。彼が生きている間、私はそうしてきたし、それが最善の方法ではないことを学んだ。彼がいなくなるのは寂しい。でも、あの世で彼に会えることを願っている。ジョン、ありがとう。愛しているよ、すぐに会えるよ・・・いや、まだだ。映画『グラディエーター』で言われるように、まだだ。神のご加護を。ありがとう」