HOME > ニュース >

ボブ・ディラン映画『A Complete Unknown』 ティーザー予告編映像公開

2024/07/25 01:03掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Timothée Chalamet and Elle Fanning recreated the album cover for The Freewheelin' Bob Dylan for the upcoming Bob Dylan biopic, A Complete Unknown. Photo credit: Jose Perez/Bauer-Griffin/GC Images
Timothée Chalamet and Elle Fanning recreated the album cover for The Freewheelin' Bob Dylan for the upcoming Bob Dylan biopic, A Complete Unknown. Photo credit: Jose Perez/Bauer-Griffin/GC Images
ボブ・ディラン(Bob Dylan)を題材にしたディラン公認の映画『A Complete Unknown』。ティーザー予告編映像の第1弾が公開されています。



監督のジェームズ・マンゴールドは本作を「ボブ・ディランの伝記映画ではない」と述べ、1960年代のニューヨークのフォーク・シーンにおける「ある特定の瞬間」を描いた“群像劇”だと語っています。

この映画では、ディランが故郷のミネソタからニューヨークへ行き、そこでソングライティングの才能が注目され始め、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルのエレクトリックなパフォーマンスまでを描いているという。

米ローリング・ストーン誌のインタビューに応じたマンゴールドは「ボブ・ディランを“ああ、これで彼のことがわかった”と思わせるような単純な人物にはしたくなかった。彼を知った今、それは不可能だと思う。また、彼が人生の大半を、誰からもそのような行為をされないように過ごしてきたことも明らかだと思う」と述べています。監督によると、ディランは脚本に注釈を加えたり、監督と何度もミーティングをしたりと、この映画をサポートしています。

監督は映画のあらすじについて以前こう話していました。

「60年代初頭のニューヨークで、ポケットに16ドルしか入っていない17歳の少年が、神経疾患で入院中のウディ・ガスリーに会うためにヒッチハイクをしてニューヨークへ向かうという物語。彼はウディのために書いた曲を歌い、ウディにとって息子のような存在であるピート・シーガーと親しくなり、ピートは彼に地元のクラブでのギグをセッティングし、そこでジョーン・バエズやこの世界の一員である他のすべての人々と出会う」

ディランを演じるのはティモシー・シャラメ。恋人シルヴィ・ルッソ役はエル・ファニング、シルヴィ・ルッソ役のエル・ファニング、ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロ、アラン・ローマックス役のニック・オファーマン、ジョニー・キャッシュ役のボイド・ホルブルック、ピート・シーガー役のエドワード・ノートンなどが出演しています。

『A Complete Unknown』は米国では12月に劇場公開予定です。