ビートルズ vs. ストーンズ:60年代ロックの政治文化史
ビートルズとローリング・ストーンズ。両者は良き友人だったのか、それとも油断ならぬライバルだったのか。気鋭の歴史学者がたしかな実証に基づき描き出す、二大バンドの新たな物語。NYタイムズほか各紙で取りあげられて全米で話題となり、各国語に翻訳されたジョン・ミクミライアンの著書『Beatles vs. Stones』(2013年)の日本語訳版『ビートルズ vs. ストーンズ: 60年代ロックの政治文化史』がミネルヴァ書房から10月29日発売予定
■『ビートルズ vs. ストーンズ: 60年代ロックの政治文化史』
ジョン・ミクミライアン 著
梅崎 透 訳
ISBN:9784623095001
判型・ページ数:4-6・372ページ
予価:定価2,970円(本体2,700円+税)
<内容>
ビートルズ vs. ストーンズ
気鋭の歴史学者がたしかな実証に基づき描き出す、二大バンドの新たな物語。
ロックの黄金時代とされる60年代において双璧をなしたビートルズとローリング・ストーンズ。両者は良き友人だったのか、それとも油断ならぬライバルだったのか。本書は気鋭の歴史学者がこれまで注目されることの少なかったアングラ新聞や大衆誌を含む膨大な史料を渉猟し、同時代の政治文化や勃興しつつあるポピュラー音楽業界のなかで両者の関係がいかに変容していったかを、確かな実証に基づき生き生きと描き出す。
John McMillian, Beatles vs. Stones (New York:Simon & Schuster, 2013)の全訳
[ここがポイント]
◎ ロック史上最も有名なライバル関係を通して、英米を中心とした60年代文化史を描く。
◎ 歴史学者による着実な実証に基づく叙述。
◎ 原著はNYタイムズほか各紙で取りあげられて全米で話題となり、各国語に翻訳された。
<目次>
日本語版の読者の皆さんへ
はじめに
サウンドトラック(推奨)
第一章 紳士(ジェントルマン)か悪党(サッグ)か
第二章 「マジかよ(シット)! ビートルズだ!」
第三章 独特のスノッブさ
第四章 アメリカかぶれ(ヤンコフィリア)
第五章 政治(ポリティクス)とイメージ
第六章 ポップ・ジャングルの策略
エピローグ
感謝の叫び
訳者あとがき
人名・事項索引