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エイドリアン・ブリュー サイン会でマライア・キャリーのレコードにサインして欲しいと頼まれ、自分が共同作曲者と書かれていることを知り驚く

2024/07/23 13:28掲載
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Adrian Belew
Adrian Belew
エイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)はかつて、サイン会でマライア・キャリー(Mariah Carey)のレコードにサインして欲しいと頼まれる。「なんで?」と尋ねると、「共同作曲者だとクレジットされている」と言われて驚く。ブリューは、キャリーの1995年のヒット曲「Fantasy」に、自身が参加したトム・トム・クラブ(Tom Tom Club)の「Genius of Love」がサンプリングされていたことを知らなかった。Guitar Worldの最近のインタビューの中で、このエピソードについて話しています。

「(このストラトがフィーチャーされた) 最も有名な曲の1つは“Genius of Love”で、これまでに3回大ヒットしている。この曲は166回もいろんなアーティストにサンプリングされている。最近だと、2022年にリリースされたLattoの“Big Energy”かな。

以前、キング・クリムゾンの公演でサインをしていたら、誰かがマライア・キャリーのレコードを僕に渡して“これにサインしてくれませんか?”と言ってきた。僕が“マライア・キャリー? なんで僕がそこに書かなきゃいけないの?”と言うと、その人は“あなたはこのアルバムにいる。共同作曲者だって書いてある”と言い、アルバムを開いて、僕が(トーキング・ヘッズの)クリス(フランツ)とティナ(ウェイマス)と共に(“Fantasy”を)共作したことを教えてくれた。驚いたよ。

こんな出来事がなければ知らなかったかもしれない。当時は全米1位だったんだけど、僕はメインストリームのラジオは聴かない。翌日、マネージャーに電話したんだけど、彼も知らなかった。あのギターは多くの人の耳を渡ったんだ」