オジー・オズボーン・バンド、
バッドランズ(BADLANDS)、
レッド・ドラゴン・カーテル(Red Dragon Cartel)等での活躍でも知られるギタリスト、
ジェイク・E・リー(Jake E. Lee)。近況がほとんど聞こえず、「ジェイクは終わった、もう二度と演奏することはない」という噂もありますが、彼は引退したのでしょうか? バッドランズのバンドメイトであるベーシストのグレッグ・チェイソンは『Border City Rock Talk』のインタビューの中で、リーが最近スポットライトを避けている理由について話しています。
「彼はピッキングをする右手首に手根管症候群を患っているんだ。それが彼の演奏に影響している。ジェイクのスタイルを知っている人ならわかるとおもうけど、スタッカートが多くて、とてもアグレッシブなピッキングをするんだよ。痛いんだ。俺も70年代に手根管手術を受けたことがある。俺の手にも同じことが起こったけど、手がしびれるんだ。手術ができるように保険が下りるのを待っているんだよ」
リーが手術を受けた後、次に何をするか知っているかどうかについてはこう話しています。
「彼が次に何をしようとしているのかはわからない。レッド・ドラゴン・カーテルなのか、それともまったく違うことなのか、あるいは両方なのかしれない。ただ、ここ最近の彼はあまり何もしていない。今は演奏することがあまり楽しくないからね。でも、彼が何かを計画していることは知っている。それが何なのかははっきり言えないけどね。
もし彼がまたレッド・ドラゴン・カーテルをやるなら、きっとアンソニー(エスポジート)を呼ぶだろう。彼らは良い友人だ。俺の知る限り、そこに問題はない。もし彼が全く違うことをしようとしていて、俺を呼びたければ、頻繁にメールをする。彼が次にやるプロジェクトが何であれ、俺が喜んでやることを彼は知っている。もしかしたら、彼はレッド・ドラゴンをやるかもしれないし、まったく違うことをやるかもしれない。それについては話したことがない。彼は手術を待っているだけだと思うよ。
彼については、“ジェイクは終わった、もう二度と演奏することはない”という噂があるのは知っている。それはでたらめだ。ジェイクはミュージシャンだ。彼が1年間のワールドツアーをやるかどうかは別として…たぶんやらないだろう。誰がそんなことをしたいんだ?俺だってしたくない。彼がまた演奏したりレコーディングしたりするか? いずれそうなる可能性は100%あると思う。もし彼が俺を呼んだら、俺は間違いなくそれに応じるだろうね」