イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)はUnited Rock Nationsmの新しいインタビューの中で、「子供の頃、毎日何時間もギター演奏を練習していましたか」と質問され、「一度も練習したことがない」と答えています。彼にとって“練習”は「間違った言葉」だという。練習とパフォーマンスには違いがあり、たとえ聴衆がいない場合でも、彼は常にパフォーマンスしているかのように演奏してきたという。
「練習はしなかった。練習はしていない。一度も練習したことがない。俺はパフォーマンスしているかのように演奏していた。(スケール/音階を口ずさみ)それをやる自分を受け入れられなかった。絶対にしていない。今は完璧に演奏するだけだ。“何かにトライしようとしているような音を出すな。やるんだ”と自分に言い聞かせている。精神的に集中することで、日に日にどんどん良くなっていったんだ。
練習なんてしたことない。あまりにもたくさん弾いていたから、気付かずに訓練してしまったことはある。でも、俺の場合は即興だ。例えば“イ調性短調で即興演奏したい”とか。間違った音を弾くなんてありえない。あのスケールでB♭を弾くなんてありえない。俺やらない。俺は狂ったように即興で弾いた。
俺は音楽理論には詳しいんだ。よく知っている。でも、練習は絶対にしない。それは間違った言葉だ」