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坂本龍一 『out of noise』の未発表曲追加リマスター盤発売&映画『トニー滝谷』サントラが初LP化

2024/07/22 18:21掲載
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坂本龍一 / out of noise - R
坂本龍一 / out of noise - R
坂本龍一が2009年にリリースした、commmons移籍第一弾となるソロ・アルバム『out of noise』。リマスター・ヴァージョン『out of noise - R』が9月25日発売。坂本龍一本人のディレクターズカット版として残されたデータを新たにマスタリング。未発表曲の「081121_high」も収録。CD、アナログレコード、配信でリリースされます。

また、2005年に公開された村上春樹の短編小説を市川準監督が映画化した『トニー滝谷』のサウンドトラック・アルバム(音楽:坂本龍一)が初アナログレコード化決定。こちらも9月25日発売。

以下インフォメーションより

■『out of noise - R』

全曲インストゥルメンタルの静かな作品で、オリジナル・ソロ・アルバムとしてはシンセサイザーを一切使わない初めてのアルバム。ピアノ、自然音を主体に、ゲストにイギリスの古楽演奏グループのフレットワーク、笙奏者の東野珠実、雅楽の南都晃耀会に小山田圭吾、清水ひろたか、高田漣、クリスチャン・フェネス、ロブ・ムースら多彩なジャンルの弦楽器奏者が招かれている。アルバム制作中に訪問した北極圏での体験に強く影響を受けた「disko」「ice」「glacier」も収録。「glacier」は後に映画『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督:2016年)、「hibari」「hwit」は『怪物』(是枝裕和監督:2023年)劇中にも使用された。

■『トニー滝谷(2Vinyl)』

コンサートでよく演奏される「Solitude」などピアノ演奏のみの静謐で美しい世界が構築されている。
映画公開当時はサウンドトラック・アルバムはCDやレコードで発売されず、iTunes Storeでのダウンロード販売のみが行われて話題になった。
このCDは2007年になってあらためて発売、LP化は本作が初めてとなる。
■『out of noise - R』

01.hibari
02.hwit
03.still life
04.in the red
05.tama
06.nostalgia
07.firewater
08.disko
09.ice
10.glacier
11.composition 0919
12.081121_high(未発表曲)

■『トニー滝谷(2Vinyl)』

DISC1-A
1.DNA Intro

DISC1-B
2.Solitude
3.DNA
4.Bottom

DISC2-C
5.Fotografia 1
6.Fotografia 2
7.Solitude Short
8.Harmonics 1

DISC2-D
9.Solitude One Note
10.Harmonics 2
11.Solitude Theme