The Smashing Pumpkins photo by Jason Renaud
スマッシング・パンプキンズ(The Smashing Pumpkins)は新アルバム『Aghori Mhori Mei』を8月2日発売。当初はデジタル配信のみで、その後フィジカル・リリースが予定されています。
昨年リリースされたロック・オペラ・アルバム『ATUM - A Rock Opera In Three Acts』は全33曲で構成された作品でしたが、この最新作はわずか10曲で構成され、トータルは45分だという。
ビリー・コーガン(Billy Corgan / William Patrick Corgan)はプレスリリースの中でこう述べています。
「この新しいアルバムを書くにあたって、よく言われる“You can't go home again(二度と実家に戻ることはできない)”という諺に興味を持ったんだ(※意味:一度家を出て自立を始めると自分自身も変わり、その家を取り囲む環境も昔と同じではないため、二度と同じ家に戻ることはできない)。
個人的には、この諺は形式的にはその通りだと思ったけど、それでもやってみたらどうだろうと考えたんだよ。感傷に浸って過去を振り返るのではなく、むしろ前進するための手段として。成功と失敗のバランスの中で、1990年から1996年頃の僕たちの音楽の作り方が、まだ何か啓示的なインスピレーションを与えるかどうかを確かめるためにね」
ティーザー・ビデオでコーガンは『Aghori Mhori Mei』はフルで聴かれることを意図しており、それゆえシングルや長期にわたる展開キャンペーンは行わないと説明しています。
『Aghori Mhori Mei』は、2023年秋に長年のギタリスト、ジェフ・シュローダーが脱退してから初めてリリースされるスタジオ・アルバムです。ツアーではシュローダーの後任はキキ・ウォンが務めています。スタジオ・アルバムにウォンが参加しているかは現時点では不明です。