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グリニッジ・ヴィレッジのフォーク・レジェンド、ハッピー・トラウム死去

2024/07/19 13:07掲載
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Happy Traum
Happy Traum
グリニッジ・ヴィレッジとウッドストックのフォーク・ミュージック・シーンの重鎮で、ボブ・ディランの長年の友人でありコラボレーターでもあったフォーク・シンガー/ギタリストのハッピー・トラウム(Happy Traum)が死去。米ローリングストーン誌によると、トラウムは7月17日に亡くなりました。同誌は、親友でミュージシャン仲間のジョン・セバスチャンに死因は癌であることを確認したとも伝えています。86歳でした。

ハッピー・トラウムことハリー・ピーター・トラウムは、1938年5月9日、ニューヨークのブロンクスで生まれる。ハッピーはファーストネームとミドルネームを合わせたニックネーム。00代でギターとバンジョーを弾き始め、有名なブルース・アーティスト、ブラウニー・マクギーからレッスンを受けた。

弟のアーティ・トラウムとデュオ、ハッピー&アーティ・トラウムを結成。彼らは1968年と69年のニューポート・フォーク・フェスティバルに出演し、1970年にはデュオとしてセルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリース。その後も数枚のアルバムを制作し、2008年7月にアーティが亡くなるまで、その後40年間活動を共にした。2015年には来日公演を行った。ハッピー・トラウムは1975年にソロ・デビュー・アルバム『Relax Your Mind』をリリース、以降も数枚のアルバムを制作した。