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グレイト・ホワイトのオリジナル・ヴォーカリスト ジャック・ラッセル、ツアー活動からの引退を発表

2024/07/18 16:41掲載
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Jack Russell - Photo courtesy Artist Representation & Management Inc.
Jack Russell - Photo courtesy Artist Representation & Management Inc.
グレイト・ホワイト(Great White)の創設メンバーであるヴォーカリストのジャック・ラッセル(Jack Russell)はツアー活動からの引退を発表しています。

以下、ライヴ音楽業界の業界紙であるPollstarに掲載されたラッセルの声明より

「ツアーからの引退を発表しなければならないのは、とても残念だ。2024年5月にレビー小体型認知症と多系統萎縮症と診断され、俺は自分が望むレベル、そして皆さんにふさわしいレベルで演奏することができなくなった。長年の思い出、愛情、サポートには言葉では言い表せないほど感謝している。俺の夢を実現させてくれてありがとう」

ラッセルは、K.L.ドティと共に執筆した自伝『The True Tale of Mista Bone: A Rock & Roll Narrative』の発売にあわせて発表しています。

レビー小体型認知症はアルツハイマー型認知症に次いで2番目に多い認知症で、血管性認知症とともに「三大認知症」といわれています。多系統萎縮症は神経系の複数の系統(小脳、大脳基底核、自律神経など)がおかされる疾患です。