Gary Holt - Photo by by Katherine Tyler/MSG Photos
9月に行われる
スレイヤー(Slayer) の再結成ライヴに参加するギタリストの
ゲイリー・ホルト(Gary Holt) 。ポッドキャスト『Scandalous』の新しいインタビューの中で意気込みを語っています。
「幸運なことに、(再結成ライヴが行われる)その日は暇だったんだ(笑)。楽しいだろうね。いろいろ勉強し直したよ。5年ぶりだからね。ケリー(キング)とトム(アラヤ)がやりたいと決めたどんな曲にも対応できるように、ほんの一部しか演奏しないとしても、全曲を勉強し直さなければならないんだ。全曲知っているわけではないじゃないんだ。でもヒット曲は覚えたよ。もちろん、“Angel Of Death”は演奏するつもりだ。
きっと楽しいだろうね。すごいことになるよ。みんなにまた会えるのを楽しみにしているんだ。パンデミックが起こって、それ以来、(バンドメンバーとは)誰とも会っていない。話はしたんだけど、前回の公演が終わって空港に行って以来、誰とも同じ部屋にいなかったんだ。だからいい時間になるよ」
スレイヤーの音楽で何が一番好きかと聞かれ、ホルトはこう話しています。
「最高だよ。スレイヤーで演奏していていつも一番好きだったのは、ただギタリストであることを許されたことなんだ。何も決断する必要がない。何もする必要はなくて、ただ準備して、外に出て速弾きするだけでいいんだ。俺はギター・ヒーローのような役割を演じようとしているんだよ。
スレイヤーの曲にはソロがたくさんあるし、ジェフ(ハンネマン)のソロも多い。1曲の中に2つも3つもソロがあることもある。(俺は)ただステージに出て楽しんでいるだけなんだ。彼らはいつも俺が俺らしく演奏することを受け入れてくれたし、俺はジェフにできる限り敬意を払いつつ、同時にギタリストとしての自分自身にも忠実であろうとしてきた。そしてそれはいつもうまくいった。俺らは昔からの友人なんだ。
(加入の理由は)音楽的な面では子供の頃からお互いを知っていたからね、シンプルにいうとそれいうことだ。ジェフが病気になっている間も、そして悲劇が起きた後も、彼の代わりを務めたことで、バンドは途切れのない活動ができた。俺はいつも彼の復帰を望んでいた。10年間も(彼の代わりを務めて)ライヴをやるとは思っていなかった。1年が2年になり、3年になり、そして彼の悲劇的な死があった。俺はジェフに戻ってきてほしかった」
今のところ、スレイヤーは3つのフェスティバルへの出演を発表しています。9月22日のRiot Fest、9月27日のLouder Than Life 、そして10月10日のAftershock。
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