ポリス(The Police)の
スチュワート・コープランド(Stewart Copeland)は父親はCIAのエージェントでした。英ガーディアン紙の企画で、ファンから「お父さんから自分の跡を継ぐためにCIAに入れと言われたことはありますか?」と尋ねられています。また「スティングよりも『デューン/砂の惑星』の翼の生えたパンツが似合うと思う?」「70年代や80年代に他のバンドにいられたとしたら、どのバンドを選びましたか?」などの質問にも答えています。
Q:お父さん(マイルズ・アックス・コープランド・ジュニア)から自分の跡を継ぐためにCIAに入れと言われたことはありますか?
「なかったけど、僕のバンドがポリスで、兄のイアンの会社(Frontier Booking International)がFBIと呼ばれていることに気づいた人たちが、すべてはお父さんが仕組んだCIAの陰謀だと考えたとき、父がとても喜んでいたのは確かだ。バンド名はもともと“ファック・ザ・ポリス”だったんだけど、僕はビビってやめたんだ。父はグレン・ミラーらと演奏するジャズ・トランペッターだったけど、戦争が始まり、諜報機関に行くことになった(CIAの創設メンバーになった)。父に関する本には、父は大げさな話をしたと書かれているけれど、調査によってそれが真実だとわかったんだ。ある日、兄のマイルズがベイルートのアメリカン・コミュニティ・スクールから帰ってきて“パパはスパイなの?”と尋ねた。父は“誰のことが知りたい?”と答えたよ」
Q:セックス・ピストルズのライヴを観たことはありますか?
「コンサートやパーティーで出会ったことはあったけど、公演はあまりやっていなかったから、ライヴを観たことはなかった。クラッシュやダムドなどを見て、パンクのDIY的な側面が好きになった。Soundsのジャーナリスト、フィル・サトクリフに連れられてニューカッスルでスティングのバンド、ラスト・イグジットを観たとき、僕はカーヴド・エアでドラムを叩いていた。彼は歌ってベースを弾くことができ、素晴らしいカリスマ性を持っていた。僕はこの新しいシーンが起こっているのを見て、彼に電話して、バンドを始めるためにロンドンに来るよう説得しなければならなかったんだ」
Q:スティングよりも『デューン/砂の惑星』の翼の生えたパンツが似合うと思う?
「まさか!スティングは見事な胸筋の持ち主で、それを見せるのが待ちきれないんだ。僕はまだ痩せた骨ばった胸をしている」
Q:70年代や80年代に他のバンドにいられたとしたら、どのバンドを選びましたか?
「ギターを弾けるとしたら、ラモーンズ......ドラムだったら、もっと昔に遡れるかな?ジミ(ヘンドリックス)と共演してもいい?」