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ゴルフ「マスターズ」のテーマ曲や「Please Come to Boston」等 シンガーソングライターのデイヴ・ロギンス死去

2024/07/12 12:35掲載
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Dave Loggins - Photo by Redferns
Dave Loggins - Photo by Redferns
ゴルフの祭典「マスターズ」のテーマ曲「Augusta」や、70年代のヒット曲「Please Come to Boston」でも知られるシンガーソングライターのデイヴ・ロギンス(Dave Loggins)が死去。Varietyによると、7月10日にナッシュビルのAlive Hospiceで亡くなりました。死因は明らかにされていません。76歳でした。

デイヴは、ケニー・ロギンス(Kenny Loggins)の親戚(またいとこ)ですが、2人はプロとしてのキャリアの後半に至るまで会ったことはなかったという。

同じ街に住めない、あるいは住もうとしない恋人たちを歌った「Please Come to Boston」は当時、遠距離恋愛を成就させることができない音楽ファンにとってのアンセムでした。1974年、この曲は当時のイージーリスニング・チャート(その後アダルト・コンテンポラリーに改名)で1位、ビルボードのホット100で5位を獲得しました。

彼の最大の「ヒット」は、実はゴルフのマスターズ・トーナメントで使われている「Augusta」です。1981年にオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブを訪れたときに書いた曲で、翌年82年から、CBSは毎年マスターズ・トーナメントの中継でこの曲をテーマ曲として使用しています。テネシー州ナッシュビルの新聞テネシアンに掲載された死亡記事には、このゴルフのテーマは「史上最も長く続いているスポーツのテーマ」だとも書かれています。

デイヴは、主にカントリー・アーティストとして成功を収めました。1995年には、ナッシュビル・ソングライターの殿堂入りを果たしました。