映画『シャイニング』の妻ウェンディ役　シェリー・デュヴァル死去

スタンリー・キューブリック監督のホラー映画『シャイニング』にて、斧がドアを突き破り、恐怖におののく姿はあまりにも有名。『シャイニング』では妻ウェンディ・トランスを演じた俳優のシェリー・デュヴァルが死去。1989年からの生涯のパートナーであったダン・ギルロイがThe Hollywood Reporterに語ったことによると、デュヴァルは7月11日、テキサス州ブランコの自宅で糖尿病の合併症のため睡眠中に亡くなりました。Varietyも亡くなったことを確認しています。75歳でした。


Shelley Duvall in The Shining



デュヴァルは彼女の師であるロバート・アルトマン監督と仕事をしたことで知られ、アルトマン監督は彼女を『BIRD★SHT』で初めてスクリーンに出演させた。その後、アルトマン監督の『ギャンブラー』などに出演。1975年の『ナッシュビル』で注目された後、アルトマンは彼女を『ビッグ・アメリカン』に起用し、さらに『三人の女』でその異彩を放ち、カンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞、BAFTAにもノミネートされた。

また1977年、デュバルはウディ・アレン監督の『アニー・ホール』でローリング・ストーンのジャーナリストを演じ、撮影現場でポール・サイモンと出会った。二人は2年間交際した。

デュバルは1980年にアルトマン監督の『ポパイ』でオリビア・オイル役を演じた。他の出演作には、テリー・ギリアム監督の『バンデットQ』、スティーブ・マーティンと共演したコメディ『愛しのロクサーヌ』などがある。2002年に女優業を一旦引退したが、2023年に女優業に復帰し、インディーズ・ホラー映画『The Forest Hills』に出演した。