スピリチュアライズド(Spiritualized)のメンバー2人、J・スペースマンことジェイソン・ピアース(Jason Pierce)とジョン・コクソンは、写真家ウィリアム・エグルストンの1970年代のアート映画『Stranded in Canton』のための音楽を制作。このレコーディングは10年間、棚に眠っていましたが、今回ついにお披露目されます。サウンドトラック・アルバムは海外で10月18日発売。リリース元はFat Possum。またデュオはこの秋、ニューヨーク、LA、ロンドン、そしてエグルストンの故郷メンフィスで開催される特別イベントで、この映画に合わせて生演奏を行う予定です。
『Stranded in Canton』は、初期の民生用ビデオカメラSony Porta-pakを使って1974年のメンフィスを撮影。エグルストンをはじめとするメンフィスの周辺住民が音楽を演奏したり、酒を飲んだり、クワールードを飲んだり、たむろしている様子が収められています。映像は2005年に編集され、同年にロンドンで開催されたアートフェスティバル<Station to Station>の一環として上映されました。