「いい質問だね。俺にとって本当に印象的なアルバムが2枚あるんだ。(最初の1枚は)1984年の『Balls to the Wall』で、間違いなく、俺たちが初めてヨーロッパから飛び出したアルバムだった。ソニーと国際契約を結び、初めてアメリカをツアーした。俺たちはドイツやヨーロッパの地方から出てきて世界を見た。あのアルバムは、俺たちのキャリアに大きな変化をもたらしたんだ。
もう1枚のアルバムは『Blood of the Nations』。2009年に再結成して、新しいシンガーにマーク・トーニロを見つけたとき、このアルバムがリリースされたときは、本当にあらゆる困難が待ち受けていた。新しいリード・シンガーを迎えて復活するというのは、常に大きな挑戦なんだ。それがどんなに難しいことかはよくわかっていたし、どうなるか、ファンがどう言うかもわからなかった。でも、それが出たとき、なんてことだろう、すべてが変わったんだ。大きな足がかりにもなったし、本当にすべてがすぐに変わった。あのアルバムが出たとき、俺たちのキャリアのまったく新しい章が始まったんだ」