HOME > ニュース >

グラストンベリー・フェス 最近はゴミのポイ捨てが減少 「人々の行動は大きく変わった」と担当者語る

2024/07/02 10:01掲載(Last Update:2024/07/02 11:20)
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Glastonbury Festival
Glastonbury Festival
<グラストンベリー・フェスティバル>が終了し、数千人のボランティアによる会場の清掃が開始されています。同フェスのゴミ拾い担当マネージャーであるブロンウェン・ラシャドによると、最近はゴミのポイ捨てが少なくなったという。

10~20年前と比べると地面に「ゴミはほとんど落ちていない」という。ラシャドは「人々の行動は大きく変わり、ほとんどの人が用意されたゴミ箱を使うようになりました。会場内で使用されるプラスチックの量が減ったので、ゴミのほとんどはリサイクル可能なものです。約98%の人がテントを持ち帰るので、とても助かります。明日来たら、また農場に見え始めるでしょうね」と英BBCの取材に答えています。

同フェスでは現在、会場を後にする数千人の参加者に対して、持ち物をすべて持ち帰り、キャンプ場を片付けるよう促しています。

清掃活動に参加しているボランティアの中には、妖精の羽をつけてゴミ袋を片手にゴミを片付ける人もいます。そのひとりで午前5時からごみ拾いをしている女性はBBCの取材に応じて「今朝は気分がいいわよ。たくさんの人が妖精の羽をつけている。会場にはたくさんのゴミ箱が設置されていて、ゴミがたくさんあると運ぶのが大変なこともある。でも、すべてがきれいになると、とても満足感があるのよ」と話しています。

■BBCによる特集記事
https://www.bbc.com/news/articles/cm52zj17mnko