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サミー・ヘイガーは「I Can't Drive 55」発表前、何回スピード違反の切符を切られたのか?本人語る

2024/06/30 21:51掲載
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Sammy Hagar - I Can't Drive 55
Sammy Hagar - I Can't Drive 55
サミー・ヘイガー(Sammy Hagar)が、警察からスピード違反の切符を切られ、「55マイル (約89km/h) じゃ運転なんてできないぜ」と訴える曲「I Can't Drive 55」(1984年)。ヘイガーの実体験を元にしたこの曲を発表する前、ヘイガーは何回スピード違反の切符を切られたのでしょうか? ヘイガーが自身のドキュメンタリー番組の中で語っています。

米A&Eで米国時間6月30日に放送されるヘイガーの伝記スペシャルのクリップ映像が、ヘイガーのSNSアカウントで公開されています。

ヘイガーによると、「I Can't Drive 55」をリリースする前、ヘイガーは34回もスピード違反の切符を切られ、免許を3回取り消され、年間135, 000ドルの保険料を払っていたという。ヘイガーは、この曲をリリース以来、スピード違反の切符を切られたのは2回だけだと付け加えており、さらに「それは贈り物を与え続けている」とも述べており、発表以来、スピード違反で捕まることがあっても違反切符を切られずに済んでいるとも解釈できる発言をしています。

ヘイガーは「I Can't Drive 55」を書くきっかけとなった出来事も振り返っています。

「ある晩、ハイウェイを走っていた。辺りは真っ暗で、他の車は走っていなかった。俺は時速62マイル(約99km/h)くらいで走っていたら、警官が俺に停まるように指示した。“一体どうしたんだ?ハイウェイには誰もいないぞ”と言うと、彼は“君は62マイルで走っている”と言ったので、俺は“だから? それの何が悪いんだ?”と言うと、彼は“このあたりでは62マイルで違反切符を切るんだ”と言っていた。

こいつはアホだよ。夜中の2時で、ハイウェイには他に誰もいないから55(マイル)ゾーンで62マイルで走ってるんだ。後ろで寝ている子供たちと一緒にいる妻を見て“55マイルじゃ、運転できないよ”と言ったんだ。その時に、雷にうたれるような気がしたんだ。

夜中の2時か3時に家に帰り、ギターを手にした。曲を書いたんだ。その夜に曲全体を作ったんだ。それは俺の人生で最大の出来事となったのさ」