57年前の1967年頃、当時14歳だった女性はあるバンドのライヴを観に行き、サインをもらおうと思ったが、その夜にサポート・アクトを務めたミュージシャンをたまたま街中で見つけたので、持っていた本にサインして貰った。書いたのは
ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)だった。そして今、女性はこのサイン入り本をオークションに出品し、2000ポンド(約40万円)で落札されています。
英BBCによると、イングランド南東部のコルチェスター出身で現在70歳のサラ・ブランドは57年前、友人たちと一緒に
ウォーカー・ブラザーズ(The Walker Brothers)のライヴを観に行ったという。サインをもらおうと思ったが、ヘンドリックスと道でばったり出会ったため、オークション会社のポール・ポッター曰く「本当はウォーカー・ブラザーズのサインが欲しかったが、代わりにヘンドリックスを手に入れた」という。
ブランドは最近、オークションでヘンドリックスの別のサインが6,000ポンドで落札されたのを見て、自分のサイン本を売ることを決めたとBBCに語っています。
オークション会社のポール・ポッターは「今日、ウォーカーのサインは50ポンド以下で取引されている。一方、ヘンドリックスはロック・スターの王族であり、彼のサインが売りに出されると、稀に4桁の値段がつきます」と付け加えています。
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