ラッシュやクイーンズライクなどを手がけた音楽プロデューサーのピーター・コリンズが死去

ラッシュ（Rush）の『Power Windows』『Counterparts』ほか4作、クイーンズライク（Queensrÿche）の『Operation: Mindcrime』『Empire』などを手がけた音楽プロデューサーのピーター・コリンズ（Peter Collins）が死去。ラッシュのSNSアカウントなどで発表。73歳でした。

以下、ラッシュのSNSアカウントより。一時期、コリンズは“ミスター・ビッグ（Mr. Big）”と呼ばれていました。

「ピーター・コリンズは4枚のアルバムで僕たちの敬愛するプロデューサーだった。最初は『Power Windows』（'85）、それから『Hold Your Fire』（'87）、『Counterparts』（'93）、『Test For Echo』（'96）。ツアーでナッシュビルを訪れたとき、彼に会うのが大好きだった。茶目っ気たっぷりのにこやかな笑顔で、ユーモアのセンスも抜群だった。彼がいなくなるのはとても寂しい...。RIP ミスター・ビッグ」

訃報を受け、ドリーム・シアターのマイク・ポートノイは追悼コメントを発表しています。

「伝説のプロデューサー、ピーター・コリンズの訃報を聞いて悲しみに包まれている。俺は光栄にもピーターと一緒に2011年にフライング・カラーズのファースト・アルバムを作ることができた。彼はまた、ラッシュの『Power Windows』『Counterparts』や、クイーンズライクの『Operation: Mindcrime』『Empire』など、数々の名盤のプロデュースも手がけていた...一緒に仕事をするのが本当に楽しくて、たくさんの素晴らしい思い出と、今でも参考にしている愉快な表現と名言を残してくれた...（FCの1stアルバム『standby studio and good luck』の冒頭で聞こえるのは彼の声だ） #RIPPeterCollins」

以下はピーター・コリンズがプロデュースを手がけたアーティスト

Gary Moore, Bon Jovi, Billy Squier, Rush, Air Supply, Alice Cooper, Nik Kershaw, Blancmange, Suicidal Tendencies, Queensryche, Indigo Girls, Nanci Griffith, Jermaine Stewart, Jane Wiedlin, October Project, The Cardigans, Rosetta Stone, Josh Joplin, Tracey Ullman, Drake Bell, Ultraspank, The Brian Setzer Orchestraほか。