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ジョン・レノン/ボブ・ディラン/ミック・ジャガー他 ロックフォトグラファーのボブ・グルーエンの半世紀にわたる活動を記した自伝発売

2024/06/26 11:18掲載
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ライト・プレイス ライト・タイム あるロック・フォトグラファーの回想』
ライト・プレイス ライト・タイム あるロック・フォトグラファーの回想』
ジョン・レノン、ボブ・ディラン、ミック・ジャガー、エルトン・ジョン、セックス・ピストルズ、キッス…伝説的ミュージシャンたちとともに1960年代から半世紀以上を歩んできたロックフォトグラファー、ボブ・グルーエン初の回想録の日本語版『ライト・プレイス ライト・タイム あるロック・フォトグラファーの回想』が8月発売。ロックレジェンドたちとのエピソードを赤裸々に語る。250枚超のロックレジェンドたちの写真も掲載。

以下インフォメーションより

株式会社ジーンは、世界で最も有名なロックフォトグラファー、ボブ・グルーエンの半世紀にわたる活動を記した自伝『ライト・プレイス ライト・タイム あるロック・フォトグラファーの回想』を、同社出版レーベル「ジーンブックス」より2024年8月に発売いたします。

■概要

 ジョン・レノン、ボブ・ディラン、ミック・ジャガー、エルトン・ジョン、セックス・ピストルズ、キッス…伝説的ミュージシャンたちとともに1960年代から半世紀以上を歩んできたロックフォトグラファー、ボブ・グルーエン初の回想録『ライト・プレイス ライト・タイム あるロック・フォトグラファーの回想』が遂に日本上陸。

 本書では、被写体となったアーティストとの逸話をはじめ、ロックの黎明期より活動してきた著者ならではのエピソードが満載。1970年代よりたびたび訪れた日本の思い出なども存分に語られます。

 カラー多数含む250点超の写真を掲載した永久保存版です。



■推薦コメント

著名人からの推薦コメント続々!

ボブ・グルーエンはロックンロールの歴史における重要事件の数々を目撃してきた人物だ。

――ジェイコブ・ディラン


ボブはカメラの向こう側にいながらにして好感を抱かせる人物だ。こちらのもっともクールな部分を引き出してくれる。

――イギー・ポップ


ボブは究極のバックステージ・パスを持っていた。彼がこれまで経験してきたことの数々を、きみは想像できるかい?

――アリス・クーパー


ボブは衝撃的で重要な出来事をカメラに収めてきた。それはあらゆるフォトグラファーが羨むようなことでもある。

――デビー・ハリー


ボブほどロックンロールな男もいない。彼はあらゆる物事を目撃し、人生を謳歌してきた。そんな彼が率直に語ったのがこの本だ。

――ビリー・ジョー・アームストロング(グリーン・デイ)


ロック好きなら本書の臨場感あふれる語り口にきっと惹きこまれることだろう。

――ライブラリー・ジャーナル誌


ロックの歴史について書こうとするライターにとっては格好のネタ元。著者がロックの神々と長年にわたり交流を持ってきたことにも畏敬の念を抱いてしまう。

――カーカス・レビュー誌

■著者プロフィール


Bob@MoMA_8047_©MandiNewall

ボブ・グルーエン/1945年ニューヨーク州生まれ。ロックフォトグラファーの草分けにして第一人者。1970年代初頭にプロの写真家として独立してからは多くのミュージシャンと親しくなり、とりわけニューヨーク移住後のジョン・レノン、オノ・ヨーコとは密接な交流を持った。また英米のパンク、ニューウェーブを当初より記録してきたことでも知られる。日本とのつながりも深く、70年代よりたびたび来日し、一時は東京に居を構えていた。2017年には写真集『ROCK SEEN』(SMASH)が日本でも刊行され、あわせて写真展も開催された。ニューヨーク在住。

■内容紹介


著者とジョン・レノン 1974年 ©Bob Gruen

自由と冒険を求めて、カメラを片手にロックの世界へ――

ボブ・ディランに衝撃を受け、吸い寄せられるようにやってきた1965年ニューポート・フォーク・フェスティバル。それはまた、撮影目的で訪れた最初のイベントでもあった。だがそこで目にしたのは、こともあろうにロックを演奏し、フォークを期待した観衆に罵倒されるディランの姿だった。思いがけない光景を前に、無我夢中になってシャッターを切った。

それはまさしく、ロックの決定的瞬間だった。

ロックがいまだ定まらず、ロックフォトグラファーという職業など影も形もない1960年代半ば。写真とロックへの情熱に駆られるようにしてニューヨークに現れたひとりの若者が、さまざまな場所を巡り歩いては興味のおもむくままシャッターを切っていた。そうして撮った写真がやがて周囲に認められ、プロのカメラマンとして独り立ちするに至る。

ロックが若者文化の中心となり、一大産業に変貌する過程を間近で観察しつつ、それに対抗する新たな動きであるパンクやニューウェーブを当初より英米の両方で追い続け、心機一転しようとNYに移住してきたジョン・レノンと密接な交流を持ち、すべてのきっかけとなったボブ・ディランとは奇妙なすれ違いを重ねる。

クラブにコンサートホール、バックステージと、毎晩のようにロックの現場に通いつめ、世界各地を渡り歩き、数えきれないほどの出会いがあった。そしてかつての若者は、自由と冒険という、若き日の夢を現実のものとし、さらには〈ロック黄金時代〉の語り部となったのだった。

<本書に登場する人々>

ジョン・レノン

オノ・ヨーコ

ボブ・ディラン

ミック・ジャガー

エルトン・ジョン

ニューヨーク・ドールズ

ザ・フー

セックス・ピストルズ

キッス

ラモーンズ

クラッシュ

アリス・クーパー

アイク&ティナ・ターナー

シーナ&ザ・ロケッツ

内田裕也

チャック・ベリー

ボ・ディドリー

ブロンディ

マルコム・マクラレン

アンディ・ウォーホル

レッド・ツェッペリン

ショーン・レノン

ランナウェイズ

ドン・レッツ

サルバドール・ダリ

ベイ・シティ・ローラーズ

グリーン・デイ

マーク・ロンソン

その他多数

<本書より抜粋>

“私の経験談がこれほど人を夢中にさせるなんて、それまでは思ってもみなかった。そして、そういう経験が自分にゴマンとあったんだということも。

 ロックに長く関わってきたため、私の人生と仕事そのものがすでにロックの歴史の一部分になっている。

 私にとっては、これは単なるロックンロールの本ではない。これは自由についての本なのだ……自分の感情をめいっぱい表現する自由についての。

 私の生活で変わらないことがあるとすれば、同じ日は一日としてない点だろう。

 毎日、計画を持たないまま、思いがけない変化に対応していく。そんなふうに生きていくには勇気が必要だ。でも、自分の夢を追いかけたいのであれば、それをやらないといけない。大事なのは、適切なタイミングで適切な場所にいること、そして、そこでいい仕事をやってのけることだ。こんなことは計画を立ててやれるものではない。必要なのは自分の直感に従って、済んでしまったことはグダグダ言わないことだ――そうやって私はこれまでずっと生きてきたのだ。”
■『ライト・プレイス ライト・タイム あるロック・フォトグラファーの回想』

著者:ボブ・グルーエン/デイヴ・トンプソン

訳者:浅尾敦則

仕様: A5判(210×148mm)/ソフトカバー/500頁

価格:3,850円(本体3,500円)

ISBN:978-4-910218-07-6

発売日:2024年8月

発行元:ジーンブックス/株式会社ジーン