HOME > ニュース >

フリートウッド・マック解散 スティーヴィー・ニックス認める 「クリスティン・マクヴィーがいなければ何もできない」

2024/06/18 09:02掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Fleetwood Mac
Fleetwood Mac
フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)解散。スティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks)は英Mojoの新しいインタビューの中でバンドの将来について語り、「クリスティン(マクヴィー)がいなければ、何もできない。フリートウッド・マックはいかなる形であれ、再結成する可能性はない。彼女なしでは、うまくいくはずがない」と話しています。

ニックスは以前のインタビューでも「続ける理由はない」と言い、ミック・フリートウッドも以前のインタビューで「もう終わりだと思う」だと述べていましたが、ニックスはこの新しいインタビューの中、これまでで最もはっきりとバンドの終わりを宣言しています。

ニックスは2022年秋に脳卒中で亡くなったマクヴィーの死について、こう話しています。

「そういう予兆もまったくなかったので、すべてが驚くほど奇妙だった。電話がかかってきて、飛行機を借りて彼女に会いに行こうとしたんだけど、彼女の家族から“明日はここにいないかもしれないから来ないで”と言われた。そして翌日、彼女は亡くなった。私はそこに行って、彼女のベッドに座って歌ってあげたかった。彼女のそばにいたかった。それができなかったから、とてもつらかった。さよならも言えなかった」

ニックスはまた、不仲になった後、2018年にバンドを脱退したリンジー・バッキンガム(Lindsey Buckingham)について、仮に2人が和解したとしても、それは必ずしも最後のツアーへの道が開けるわけではないとも話しています。

ニックスはバッキンガムが2019年に緊急開胸手術を受けたことを引き合いに出して「リンジーとまた一緒に仕事ができると思っていても、彼は健康上の問題を抱えている。私が言うことではないけれど、フリートウッド・マックのような1年半に及ぶツアーをリンジーができるかどうかはわからない。とても過酷だから」と話しています。

ニックスはソロ・ツアーに満足しており、フリートウッド・マックのレガシーを自分自身で祝うつもりだと語っています。

「ステージに立つと、自分のバンドをとても誇らしく思う。今はソロ活動に専念できる。今はやりたいことが何でもできるし、立ち止まってフリートウッド・マックに戻る心配もない。

私のセットには、フリートウッド・マックの曲が満載よ。フリートウッド・マックがなくなった今、“ザ・チェーン”のような(ソロで)やったことのない曲をやるための扉も開いた。私はできる限り、フリートウッド・マックの音楽を生き続けさせるつもりよ」