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エクストリームのヌーノ・ベッテンコート、アリス・イン・チェインズのレイン・ステイリーに見てステージでのギターの弾き方を根本的に変えたと語る

2024/06/11 16:55掲載
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Nuno Bettencourt & Layne Staley (Image credit: L-Ethan Miller/Getty Images; John Atashian/Getty Images)
Nuno Bettencourt & Layne Staley (Image credit: L-Ethan Miller/Getty Images; John Atashian/Getty Images)
エクストリーム(Extreme)ヌーノ・ベッテンコート(Nuno Bettencourt)は、アリス・イン・チェインズ(Alice In Chains)のリード・ヴォーカルだったレイン・ステイリー(Layne Staley)に見て、ステージでのギターの弾き方を根本的に変えたという。ヌーノ本人がポッドキャスト『The Jay Jay French Connection』の中で話しています。

「エクストリームがツアーを始めたばかりの頃、アリス・イン・チェインズがオープニングを務めてくれた。観客が誰もいないサウンドチェックのときに、アリス・イン・チェインズを初めて見たんだけど、レイン・ステイリーがステージに現れ、彼らは“Man in the Box”を演奏し始めた。僕は“すごいな、サウンドチェックなのに。本当に魅力的で、クールなバンドで、すごい人たちだ”と思ったんだ。

そのあと、彼らのライヴを観に行ったら、またレインがそこに立っていた。目を閉じて、そしてただ歌っていた。ライヴが終わった後、ファンが僕に近づいてきて、こう言ったんだよ。“まったく理解できない。あのレイン・ステイリーはただそこに立っているだけだ。まるでコンクリートの靴を履いているみたいだ”。

僕はこの男から目が離せなかった。なぜ彼に畏敬の念を抱くのか? その日、僕は気づいたんだ。人のために演奏するんじゃない。観客に何かを証明するためじゃない。観客を連れて行くんだ。観客を自分の旅に連れて行くんだ、とね。

レインを見ていて、“みんなは点数競技のようなものだと考えているんじゃないか”と思った。1点から10点でパフォーマンスを採点する、体操みたいにね。でも、そうじゃない。体験として心に残るものなんだ。ファンは“ライヴの時、そこにいたんだ”と実感するんだよ。

ミュージシャン、ギタリスト、どんな人でも知っておくべきなのは、君は一人しかいないということ。君と同じことは誰にもできないんだよ」