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フランスの国民的シャンソン歌手の評伝が本邦初訳 『ジョルジュ・ブラッサンス: シャンソンは友への手紙』発売

2024/06/10 16:37掲載
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ジョルジュ・ブラッサンス: シャンソンは友への手紙
ジョルジュ・ブラッサンス: シャンソンは友への手紙
フランスの国民的シャンソン歌手、ジョルジュ・ブラッサンスの評伝が本邦初訳。『ジョルジュ・ブラッサンス: シャンソンは友への手紙』は鳥影社から6月30日発売。ギター1本で人々を熱狂させた伝説の吟遊詩人の創作の背景、曲名の由来、数々の裏話、作品にも顕れる人情味溢れるその人柄と素顔
■『ジョルジュ・ブラッサンス: シャンソンは友への手紙』
フロランス・トレデズ (著), 緒方 信雄 (翻訳), 高岡 優希 (翻訳, 監修)

<内容>
フランスの国民的シャンソン歌手、待望の評伝が本邦初訳!
ギター1本で人々を熱狂させた伝説の吟遊詩人、ブラッサンス。
彼の一生涯を辿ることで見えてきた、創作の背景、曲名の由来、数々の裏話、作品にも顕れる人情味溢れるその人柄と素顔。
現地の有名ジャーナリストによる、ファン待望の一冊。

フロランス・トレデズのこのブラッサンス評伝はブラッサンス自身の言葉やその詩から引用して構成されている。南フランスの貧しい町セートに生まれたブラッサンスがいかにして公園・街・学校にまでその名前を残す国民的英雄になったかを知ることができる。(訳者より)

<著者について>
●フロランス・トレデズ(Florence Trédez)
週刊誌『エル « ELLE »』の、文化・社会欄を代表するジャーナリスト。歯に衣着せぬ鋭い切り込みで、週刊誌『テレラマ « Télérama »』や週刊新聞『シャルリ・エブド « Charlie Hebdo » 』誌などでも活躍してきた。ブラッサンスやマドンナなどの評伝は高く評価されている。現在は『フランス2 « France2 »』局や『カナル+ « Canal + »』局などテレビへの出演も多い。また、メンタルヘルス分野の革新的団体に焦点を当て、講演会や討論会、展示会などを企画する非営利団体『フェスティバル・ポップ&プシ « Festival Pop & Psy »』の創始者の一人でもあり、その芸術部門のイベント企画も手掛けている。

●緒方 信雄(おがた のぶお)
1963年 京都大学医学部医学科卒業。
1970年 仏リヨン大学エドワードエリオ病院にて研鑽。
1981年 大阪市城東区で開業。

●高岡 優希(たかおか ゆき)
大阪大学言語文化研究科博士課程修了(言語文化学博士)
専門はシャンソン研究とフランス語教育
著作に教科書制作に加え、『声に出すフランス語』(白水社)シリーズには、入門編、初級編、中級編がある。シャンソン研究会(吉田正明編)編『シャンソン・フランセーズの諸相と魅力─民衆文化の花束─』(大阪大学出版会、二〇二四年)では第9章「バルバラ、父そして母」を執筆。