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シンディ・ローパー、「Girls Just Want to Have Fun」にインスパイアされた同名映画について「最悪だった」と語る

2024/06/06 13:29掲載
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Cyndi Lauper
Cyndi Lauper
シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)の1983年のヒット曲「Girls Just Want to Have Fun」にインスパイアされた同名映画があるのを知っていますか? 1985年に米国で公開されたこの映画の批評は散々でしたが、米国ではケーブルテレビで定期的に放送されているカルト的人気となっているという。シンディ本人はこの映画についてどう思っているのか? ニューヨーク・タイムズ紙の新しいインタビューの中で「私にとっては最悪だった」と振り返っています。

映画『Girls Just Want to Have Fun』はロマンチック・コメディ・ダンス映画で、サラ・ジェシカ・パーカーとヘレン・ハントが共演し、パーカー演じる主人公が父親の反対を押し切って人気ダンス番組への出場権を獲得しようと奮闘するストーリーが描かれています。

「Girls Just Want to Have Fun」のオリジナル版の作詞作曲を手がけたロバート・ハザードは、この曲の映画化権を売りましたが、シンディは自身のヴァージョンや自身が書き直した歌詞が映画で使われることを拒否しました。

シンディ版の楽曲は女性の社会的地位に対するアンセムですが、シンディはニューヨーク・タイムズ紙の新しいインタビューの中で「あれは何人かの女の子が楽しもうとする話だったと思う」と否定的に語り、「私にとっては最悪だった。私のスタイルを盗んだのよ。それに、私とはまったく関係のない話だった」と付け加えています。

この映画だけでなく、当時、彼女の特徴的なスタイルはメインカルチャーにあっという間に取り入れられました。

「私が有名になったばかりの頃、世界中が(音を立てて吸い込むような音を立てて)すべてを吸い込んだように感じた。ジュエリーも、色も、すべて。そして、それを利用し、吐き出し、次の(標的に)進んでいたのよ!」

映画『Girls Just Want to Have Fun』は先述のように、カルト的人気があるようで、2023年には、ホラーコメディ『コカイン・ベア』で高い評価を得たエリザベス・バンクスが、この映画のリメイクを撮影すると発表しており、また、ジュークボックス・ミュージカル版の制作も決定しています。

映画『Girls Just Want to Have Fun』のトレーラー映像