デヴィッド・リンチ×長年のコラボレーター・クリスタベル　新コラボアルバム発売　新曲MV（監督：リンチ）あり

デヴィッド・リンチ（David Lynch）は先週、新しいプロジェクトを予告していましたが、それが新しい音楽プロジェクトであることが発表されています。

リンチは長年のコラボレーターであるクリスタベル（Chrystabell）とのデュオ名義で、新しいコラボレーション・アルバム『Cellophane Memories』を海外で8月2日に発売します。リリース元はSacred Bones Records。

このアルバムからの1stシングルである「Sublime Eternal Love」のミュージックビデオが公開されています。リンチはこのビデオを監督しています。

リンチとクリスタベルの出会いは1999年、エージェントの紹介で知り合い、共同で創作活動を開始。これまでリンチとクリスタベルは、2011年のデビュー・アルバム『This Train』と2017年のEP『Somewhere in the Nowhere』でコラボレーションしています。またクリスタベルは、2017年には『ツイン・ピークス The Return』にFBI捜査官タミー役で出演しています。

プレスリリースによると、『Cellophane Memories』は、秋のある夜、リンチが高い木が生い茂る森を散歩していたとき、木の上に輝く明るい光を見たときに抱いたビジョンからインスピレーションを得ているという。彼は、その光をクリスタベルの歌声のように感じたそうです。

クリスタベル自身の言葉を借りれば、このアルバムには「不思議に感じたり、さまよったり、迷ったりするような、開かれたドアがたくさんある」という。「ムード音楽のようなもので、ムードを生み出すというよりも、自分の気分を反映しているという感じです」とも付け加えています。

■『Cellophane Memories』

01. She Knew
02. The Sky Falls
03. You Know the Rest
04. So Much Love
05. Two Lovers Kiss
06. The Answers to the Questions
07. With Small Animals
08. Reflections in a Blade
09. Dance of Light
10. Sublime Eternal Love