レニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz) は
プリンス(Prince) に誘われて「スタジオにマイケル(ジャクソン)を見に行って、ちょっかいを出した」ことがあったという。 新アルバム『Blue Electric Light』のプロモーションの一環で行われたApple Musicの新しいインタビューの中で話しています。
プリンスと
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson) の間には常にライバル関係があると言われていただけに、インタビュアーのゼイン・ロウはこのことに少し驚いています。そのライバル関係は、2人が一緒のときに顕著だったのでしょうか?
「それはわからない」とクラヴィッツは答え、「確かに、健全な競争心のようなものはあったと思うけど、それよりも彼と楽しんでふざけたんだよ。マイケルにちょっかいを出してやろうぜ、みたいな」と付け加えています。
クラヴィッツはプリンスとの「レコーディング」があるとも話しています。
「彼と一緒にスタジオにいると、一緒にバンドと演奏したり、彼と俺だけで演奏したりしていた。スタジオに入ると、俺が何かを手に取り、彼も何かを手に取り、それからドラムを叩く。それでギターを持ち替えて、トラックを作って......。
(インタビュアー「トラック?」)
そう、レコーディングだよ。それに、彼が“思い出の品”と呼ぶようなものもある。例えば、俺がバックで歌っているプリンスの曲があるんだけど、それは(言っていいかは)知らないから言えないんだよね。それを教えることはできるけど、もし君がそれを聴いても、きっと“えっ、君なの?”と言うだろうね。それは俺だけ。俺と彼が混ざったものじゃない。俺だけなんだ」
クラヴィッツは、マイケル・ジャクソンのために書き、彼と共同プロデュースした「 (I Can't Make It) Another Day」についても話しています。この曲はもともと、2001年のアルバム『Invincible』のためにレコーディングされたものでしたが、結局、マイケルの遺作となったアルバム『Michael』に収録されました。
「彼は俺に曲を書いてプロデュースしてほしいと言ってきたんだ。彼は“君が考えてくれ”と言っていた。それをやるために数日しかなかった。俺は何も持っていなかったが、自分で考え、レコーディングして、曲を仕上げて、楽器を演奏して、それをまとめた。そして彼がやってきた。俺は彼のために歌詞を書き、そこに仮のヴォーカルを入れて彼に聴かせ続けた。そして彼はヴォーカル・ブースに入って“うまくできなかったら止めてくれ”と言っていた。彼は曲を覚えたばかりだったから、誰でもすぐに全て覚えられるわけではない。俺は“どうやってボタンを押して、マイケル・ジャクソンに歌うのをやめろと言えばいいんだ?”と思ったよ。夢中になってやった。とても楽しかった。彼とはたくさん笑った。最高に面白くて、完璧主義者で、素晴らしい才能の持ち主だった」
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