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スティーヴ・モーズがディープ・パープルに加入した時、「リッチーの靴を履く気分はどうだい?」と尋ねられた彼の返答は? イアン・ギラン語る

2024/06/05 12:35掲載
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Ian Gillan (Image credit: Will Ireland)
Ian Gillan (Image credit: Will Ireland)
スティーヴ・モーズ(Steve Morse)ディープ・パープル(Deep Purple)に加入したとき、ある人が「リッチー・ブラックモアの靴を履く気分はどうだい?」と尋ねたところ、スティーヴは「リッチーは出て行くときに靴を持って行ったみたいだよ」と言ったという。イアン・ギラン(Ian Gillan)が回想しています。

イアン・ギランはMade in Metalの新しいインタビューの中で、バンドのギタリストがリッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)の象徴的なパートをどのように再現すべきかについて、こう話しています。

「有名なソロやギター・パート、あるいはどんなパートを演奏するときでも、誰もが知っているパートを演奏することがコツなんだ。そのソロで重要な意味を持つ、誰もが知っているパートを演奏すれば、その合間は自由に演奏できる。でも、曲やオリジナル録音に敬意を払って演奏しなければならない。それが人々にとって好ましい方法だから。ソロで少し曲がりくねっても構わないが、必ず始めに、そして最後に、みんなが知っているパートを演奏しなければならないんだ。

スティーヴ・モーズはバンドに加入したときに良いことを言っていた。ある人が“リッチー・ブラックモアの靴を履く気分はどうだい?”と尋ねたところ、スティーヴは“リッチーは出て行くときに靴を持って行ったみたいだよ”と言っていた。これは誰にでも当てはまる。今のサイモン(マクブライド/現ギタリスト)にも当てはまる。サイモンは信じられないほど素晴らしい。彼がいるなんて、本当にラッキーだよ。サイモンは素晴らしいんだ。

サイモンは天才だ。彼は本当に素晴らしい。彼はエネルギーも表現力も音楽的スキルもクリエイティブなスキルも、君が夢見るものすべてを持っている。

リッチーをサイモンやスティーヴ・モーズ、ジョー・サトリアーニと比較することはできない。リッチーは世界中から称賛されるべきだと思う。彼は天才だ。素晴らしかった。彼は俺のルームメイトで、俺たちはパートナーになり、多くのことを共有した。でも、その後、なぜかうまくいかなくなった。その半分は俺のせいだと思う。あの頃は薄暗く、遠い日々だった」