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スレイヤーのケリー・キング「速く弾くことと速すぎる弾き方との間には微妙な違いがある」 スラッシュメタルのリフは速すぎると弊害をもたらす理由語る

2024/05/31 12:48掲載
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Kerry King - Photo by Andrew Stuart
Kerry King - Photo by Andrew Stuart
スレイヤー(Slayer)ケリー・キング(Kerry King)は「速く弾くことと速すぎる弾き方との間には微妙な違いがある」と語り、スラッシュ・メタルのリフは速すぎると弊害をもたらす理由を、Metal Blastの新しいインタビューの中で話しています。

ギタリストとして、スレイヤーとして、その進化について、こう話しています。

「どのように進化してきたかなんだよ。リフを速くすれば、より攻撃的に聴こえる...(でも)速く弾くことと速すぎる弾き方との間には微妙な違いがある。速すぎてリフが息をしていないと、リフが曲の中に紛れて埋もれてしまうんだ。これは俺たちが時間をかけて見つけた技術だが、何かをスピードアップするなら、パンクな要素を加えるといい。ジェフ(ハンネマン)は俺たちよりもずっと前からパンクの要素にハマっていた。その後に、ジェフによって俺の中で開花したんだ。

パンクには明らかに怒りがある。 それはおそらく、俺にとっては歌詞とヴォーカル・パフォーマンスによるものだと思うが、(スラッシュ・メタルの場合は)音楽そのものが怒っているように聴こえるんだ。そこにヴォーカルの怒りが加わると、もっと怒りが増すんだよ。

俺とポール(ボスタフ/元スレイヤー/現ケリー・キング・ソロ・バンドのドラマー)が曲に取り組んでいると、(ポールは)その曲に慣れてくると自然にスピードアップしていく。

時には“ちょっと速くなりすぎてるよ”と言うこともある。年老いたからそう言っているのではなく、“そのリフを速く弾けない”ということだ。スタジオに入る前にピークに達して、“よし、少し落ち着こう”と言うことが多い。ライヴでは、とにかくすべてが自然に速くなる。俺が年を重ねたことで学んだのは、その限界に注意を払うこと。録音で限界に達すれば、ライヴでもうまくいく。ただ、いつ始めるか、いつ“おい、これは速すぎるぞ”と言うかを知ることなんだ。俺は“急がずに、今のままのリフが好きなんだ”と言っているよ」