Danny O'Donoghue and Sir Tom Jones were among the original line-up on The Voice - BBC
トム・ジョーンズ(Tom Jones)と一緒に6時間シャンパンを飲み続けた結果、自分だけ入院することになったシンガーが当時を回想しています。
このシンガーは、アイルランドのロック・バンド、
ザ・スクリプト(The Script)のフロントマンであるダニエル・オドナヒュー。ジョーンズとオドナヒューは共に、2012年からオーディション番組『The Voice』の審査員でした。
BBCラジオ・ウェールズの取材に応じたオドノヒューは、この飲み会を振り返り、オドノヒューは、ジョーンズより40歳年下ですが、ジョーンズについていくのに必死だったという。
「『The Voice』の後だった。マンチェスターのローリー (ホテル) にいて、その夜みんなで飲みに行ったんだ。そしたら彼が、エルヴィスやラット・パックのいろんな話をしてくれて、シャンパンがある程度の量になるたびに、もう1本シャンパンを飲もうと (指を)パチンと鳴らしていた。彼はシャンパンが終わるまでテーブルを離れてはいけないと言い、それが止まらなかった。12時から朝の6時まで、6時間くらいそこにいたんじゃないかな」
オドノヒューは、ようやく帰宅してベッドに入りましたが「目が覚めたときには、心臓のリズムが変わっていた」という。
「何が起こっているのかわからなかったから、病院に行ったんだ。6時間シャンパンしか飲まなかったから、心房細動になったんだよ」
彼はその後、『The Voice』の撮影を「1日か2日休んだ」と語り、「僕のせいだ。もっと早い段階で飲むのをやめるべきだった」と話しています。
オドナヒューはジョーンズを“すごい人”と評しています。
「彼を年寄扱いするつもりはないけど、彼は僕の父と同じ時代の人だよ。でも男勝りで、炭鉱で育ち、歌が大好きで、お酒が大好きなんだ。なんて素晴らしいキャリアを持っているんだろう。ウェールズの人々は皆そうだが、彼らはとても実直だ。トムがどれだけ偉大で、どれだけ伝説的な人物であるかを忘れてしまいがちだけど、彼自身がそう感じさせてくれる。彼との時間は本当に、本当に楽しかったよ」