モトリー・クルー(Mötley Crüe) は1984年、
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne) の全米ツアーにオープニング・アクトとして同行しました。このツアーでは、楽屋でのハードなパーティーが原因で、オジーの妻でありマネージャーのシャロン・オズボーンとトラブルになり、彼らはオジーを巻き込んで報復したことがあったと、
ニッキー・シックス(Nikki Sixx) はアリソン・ハーゲンドルフが行った最近のインタビューで振り返っています。
「俺たちはオジーのオープニングをやっていた。オジーが部屋に入ってきて、俺たちは、複数の人と一緒に、オープニング・バンドとして必要以上に楽しんでいたとだけ言っておこう。オジーは座って見ていた。
次の瞬間、オジーの背中越しにそれが見えて、俺らは“あーあ”と思った。シャロンがいたんだ。オジーは怒鳴られて、俺らはパスを全部取り上げられて酒を取り上げられたんだ」
モトリー・クルーは報復として、ある文字をプリントしたシャツを着たという。それは、自分たちに課せられたルールを揶揄したものでした。
「それで俺らはシャツを作ったんだけど、今考えると、あまり賢いやり方ではなかったかもしれない。弾痕のあるスマイルマークで、“No Fun Tour(つまんないツアー)”って書いてあった。背中には“セックスもドラッグも禁止”って書いてあった。シャロンが入ってきたときに、ロード・クルーのみんなと、オジーと俺らがこのシャツを着るようにしたんだ」
シックスは、シャロンがそのシャツを見たときの反応について、こう話しています。
「彼女は不満だったけどね。でもね、最終的には、つべこべ言わないようになって、いつもの悪ふざけに戻ったんだ」
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