ジミ・ヘンドリックスがリトル・リチャードのバックを務めた65年5月公演の希少な録音を発掘　オークションへ　サンプル音源あり

1965年5月12日、当時無名だったジミ・ヘンドリックス（Jimi Hendrix）がリトル・リチャード（Little Richard）のバックを務めたコンサートの希少な録音が最近発見され、オークションに出品されています。現在の価格は31,040ドル（約490万円）で、最終的には40,000ドル（約630万円）以上の価格で落札されると予想されています。

このコンサートは米ボストンのバック・ベイ・シアター（当時はドネリー・シアター）で行われました。ヘンドリックスはリトル・リチャードのバックバンド、アップセッターズに短期間在籍しており、この録音当時、22歳でした。

今回発見された録音はボストンのラジオパーソナリティ、リトル・ウォルター・デヴェンヌによって、スコッチ190のオープンリール・テープで録音されました。この録音は、最近発見されるまで、デヴェンヌの個人的なアーカイブに保管されていました。

オークションを主催するRRオークションのエグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント、ボビー・リヴィングストンは「リトル・リチャードとジミ・ヘンドリックスのライヴ録音を見つけることは、音楽の聖杯を発見するようなものです」とコメントしています。

サンプル音源が公開されています。リチャーズのロックンロール・スタンダードはもちろん、ビートルズのカヴァーもあります。



■オークション・ページ
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