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トレインの創設メンバー ベーシストのチャーリー・コリン死去

2024/05/23 09:00掲載
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Charlie Colin - Paul Drinkwater/NBCU Photo Bank/NBCUniversal via Getty Images
Charlie Colin - Paul Drinkwater/NBCU Photo Bank/NBCUniversal via Getty Images
米ロックバンド、トレイン(Train)の創設メンバーであるベーシストのチャーリー・コリン(Charlie Colin)が、転倒事故により死去。58歳でした。

TMZがコリンの母親に取材したところによると、ベルギーのブリュッセルで友人宅にホームステイしていた際に、シャワー室で足を滑らせて転倒し、亡くなりました。彼の母親によると、コリンの遺体が発見されたのは5日ほど前に友人たちが旅行から戻った後だったため、亡くなった時期は正確には不明だという。

トレインは訃報を受けて、追悼コメントを発表しています。

「チャーリー・コリン(左手前)に会ったとき、僕は恋に落ちた。彼は最高に優しくて、ハンサムな男だった。バンドを作ろう、それが唯一合理的なことだった。彼の独自なベース・プレイと美しいギター・ワークのおかげで、サンフランシスコだけでなく、世界中の人々が僕たちに注目してくれるようになった。僕の心の中にはいつも彼のための暖かい場所がある。僕はいつも彼を引き寄せようとしたけど、彼には彼なりのビジョンがあった。君は伝説だよ、チャーリー。天使たちのパンツを魅了してきてくれ」

チャーリー・コリンは1994年から2003年までトレインのベーシストとして活躍。

バークリー音楽大学出身のコリンは、ギタリストで同窓のロブ・ホッチキスと90年代初頭にロックバンド、Apostlesで活動していた。ホッチキスは1994年、コリン、ヴォーカリストのパトリック・モナハン、ギタリストのジミー・スタッフォード、ドラマーのスコット・アンダーウッドと共にトレインを結成。1998年から2003年にかけてのバンドの最初の3枚のスタジオ・アルバムに参加し、「Meet Virginia」、「Drops of Jupiter」、「Calling All Angels」などのヒット曲を生み出した。コリンは薬物乱用の問題で2003年にバンドを脱退。その後も音楽活動を続けていた。

彼の母親がTMZに語ったところによると、コリンは音楽学校で音楽のマスタークラスを教えるためにブリュッセルに移り住んでおり、亡くなった時には映画のための新曲に取り組んでいたという。コリンは海外での生活をSNSで記録しており、3月の投稿ではこの地を「お気に入りの街」と宣言していた。