英BBC　“スティングのそっくりさん”の引退を報道　フェリーの船長で本人とも対面済　「多くの人が私をスティングの親戚だと思っています」

英国の公共放送局BBCが“スティングのそっくりさん”の引退を報道。地元では、スティング（Sting）にとてもよく似ていることでも知られるという、フェリーの船長クリス・マクギネス（63歳）が33年間勤めた大好きな仕事を6月で辞める予定だという。

マクギネスは、英国のタイン川を渡って運行しているシールド・フェリーの船長を長年務めました。

BBCの取材に応じたマクギネスは、フェリーの船長を「これ以上の仕事はない」と語り、スティングに例えられることは「楽しかった」と語り、「多くの人が私をスティングの親戚だと思っています。がっかりさせたくないので、そういうことにしている時もあります」と付け加えています。

マクギネスとスティングは実際に対面したことがあります。2人の出会いは2010年で、スティングが米国人の音楽プロデューサーにタイン川を案内するためにシールズ・フェリーに現れたときでした。

マクギネスは“自分とそっくりの姿をした分身＝ドッペルゲンガーに出会うと死ぬ”という都市伝説から、スティングがフェリーを貸切にしたとき、「終りだ」と思ったという。

「彼は私が彼の兄弟に似ていると言ったので、私は“逃げて、私はあなたに似ていますよ”と言いました。

私にとって素晴らしい思い出です。彼は父親が働いていたウォールセンドの造船所や、住んでいた場所を指差していました。彼は仕事について私たちに質問し、私たちも彼の仕事について質問しました。彼は本当に好感の持てる、本当に、本当にいい人でした」

過去にスティングのそっくりさんの仕事をしたことがあるマクギネスのお気に入りのスティングの曲はなんでしょうか？

「僕はアウトドア派だから、“Fields of Gold”は心に響くんだ」