B.B. King with Slash "The Thrill Is Gone".
ブルース・アルバムをリリースした、
ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)のギタリスト、
スラッシュ(Slash)にとって
B.B.キング(B.B. King)は、彼がギターを手にしようと思うずっと前から多大な影響を与えたヒーローのひとりでした。スラッシュはTotal Guitar誌の新しいインタビューの中で、B.B.キングから学んだ最大の教訓のひとつを明かしています。
「彼は俺がギターを手にしようと思うずっとずっと前の子供の頃に、俺が初めて触れた伝統的なブルース・アーティストだった。祖母が俺にB.B.キングを聴かせてくれて、それが俺の心に残ったんだ。
その後、たくさんのブルース・アーティストを聴いたけど、B.B.キングは初めて聴いたときから俺の心を掴んで離さなかった。結局、俺が本当に好きな偉大たちの中で、最も好きなブルースギタリストになったんだ」
スラッシュはそのキャリアの中で、何度かB.B.キングと共演しています。その中でも重要な出会いはロイヤル・アルバート・ホールで行われた共演で、2人はロニー・ウッド、デレク・トラックス、スーザン・テデスキとステージを共にし、「The Thrill Is Gone」をカヴァーしました。
「彼は俺にとても親身になってくれて、まるで父親のように優しくて、時間を惜しむことなく接してくれた。それが俺に良い影響を与えた。彼とは何年にもわたって何度か演奏したが、最後に演奏したのはロイヤル・アルバート・ホールだった。ロニー・ウッドもそこにいたよ。
とても楽しかった。少し緊張していたのを覚えている。気持ちよく演奏できそうもなかったけど、でも、彼と過ごせて本当によかった。彼は本当に優しい人で、正真正銘の親友だった。
人生の7割、いや8割を仕事に費やしてきた彼を、俺はいつも尊敬している。俺は完全なワーカホリックなので、おそらく自分もそれに倣ったのだろう。“B.B.がやったんだから、俺にもできる!”ってね。とにかく、素晴らしい瞬間だった。ずっと好きで、最も影響力のあるアーティストのひとりと同じ空間にいることができたんだからね」