HOME > ニュース >

ザ・ザ 24年ぶりのオリジナル・アルバム『Ensoulment』発売 新曲ビデオあり

2024/05/17 17:39掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
The The / Ensoulment
The The / Ensoulment
マット・ジョンソン(Matt Johnson)によるプロジェクト&バンド、ザ・ザ(The The)。オリジナル新曲で構成されたスタジオ・アルバムとしては24年ぶりとなる新アルバム『Ensoulment』を海外で9月6日発売。リリース元はearMUSIC。

近年は、サウンドトラック・アルバムを複数枚(2010年の『Tony』、2012年の『Moonbug』、2015年の『Hyena』、2020年の『Muscle』)リリースしていましたが、サウンドトラックを除いたオリジナル新曲で構成されたスタジオ・アルバムのリリースは2000年の『NakedSelf』以来です。

愛とセックス、戦争と政治、生と死から、21世紀に人間であることの意味に至るまで、さまざまな特徴的なテーマを網羅したという新作『Ensoulment』はマット・ジョンソンの拠点、ロンドンのStudioCineolaでソングライティング、デモ、ミックスが行われました。

曲は、バース近郊のReal World Studiosで行われた6日間のレコーディング・セッションに先立って、リハーサルでさらに洗練されました。レコーディングには、長年ザ・ザを支えてきたベーシストのジェームズ・エラー、キーボード奏者のD.C.コラード、ドラマーのアール・ハーヴィン、そしてリトル・バーリー(Little Barrie)でも知られるギタリストのバーリー・カドガン(Barry Cadogan)が参加しています。

このアルバムには、ザ・ザの代表的アルバム『Infected』(1986年)と『Mind Bomb』(1989年)を手がけた共同プロデューサー兼エンジニアのウォーン・リヴシーが復帰しています。レコーディングにはその他、 ジリアン・グローヴァー(バッキング・ヴォーカル)、テリー・エドワーズ(ホーン)、ソニア・カリングフォード(フィドル)、ダニー・カミングス(パーカッション)らも参加しています。

このアルバムからの1stシングル「Cognitive Dissident」では、マット・ジョンソンとウォーン・リヴシーが共同プロデュースし、マット・ジョンソンと、リトル・バーリーのバーリー・カドガンが作詞作曲を手がけています。

ジョンソンは「Cognitive Dissident」のテーマについて「僕たちは確かに面白い時代に生きている。世界は日に日に反転し、奇妙で幻覚的なものになっている」と語っています。

この曲はアニメーション・ビデオが公開中。これは12 Inch MediaのCraig"Goonzi"Gowansが担当しています。この曲はまもなくミュージックビデオも公開される予定です。