Christian Escoudé (ERIC DERVAUX / HANS LUCAS / AFP)
フランスの著名なジャズ・ギタリスト、
クリスチャン・エスクーデ(Christian Escoudé)が死去。フランスの公共ラジオ放送局France Infoによると、5月13日に故郷アングレーム近郊で癌のため亡くなりました。76歳でした。
クリスチャン・エスクーデは1947年9月生まれ。エスクーデが10歳の時、父親がギターを教え始め、15歳でプロのミュージシャンになった。
マヌーシュ(フランス北部やベルギーで生活をしているロマ民族)の血も引くエスクーデは、ジャンゴ・ラインハルトの流れを汲むマヌーシュ・スウィングとジャズを融合させた独自のスタイルで、数々の話題作を発表した。
1975年には、アカデミー・デュ・ジャズが最も優れたフランスのジャズ・アーティストに贈るジャンゴ・ラインハルト賞。同賞を受賞した数少ないジャズ・ギタリストのひとり。