スティーヴ・アルビニ(Steve Albini)の訃報を受け、
ジョン・スペンサー(Jon Spencer)が追悼コメントを英ガーディアン紙の追悼企画に寄せています。
「スティーヴは、レコーディング・スタジオとレコード制作について、たくさんのことを教えてくれた、音をテープに録音すること、ミキシング、マスタリング、パッケージ・デザイン、製造と流通など。しかも、彼はバンドを運営する方法も教えてくれた。ライヴのブッキング、ライヴやレコードのプロモーション、契約書の読み方、契約の進め方など。すべてDIYだ!
彼は、レコーディング・スタジオがギターや他の楽器と同じようにアプローチできることを教えてくれた。弾き方を知っているか?そんなことはどうでもいい。表現したいことがある?やってみな!一番大切なのは、バンドであり、作りたい曲だ。“ルール”や“正しいやり方”は無視してもいいとね。実際、間違ったことや禁止されていることはほとんど何もなかったし、それはとても力になった。しかし、スティーヴはスタジオでの“正しい”やり方を完全に心得ていた。彼は優秀なエンジニアで、特にマイクの選択と配置に非常に詳しかった」